フランク・ザッパのWeasels Ripped My Flesh

いたち野郎つていふ、気持ち悪いジャケットの。これ中3のときに買つて聞いてた。安かつたから、amazonで買つてしまつた。一緒にmothers of inventionのfirst、freak outも。初めて買つたmothers of inventionのレコードが、この、いたち野郎なんだな。すごく、いいね。けふも自転車で職場を往復するあひだに聞いたけど、よおく覚えてるんだよねえ。冒頭のアルバート・アイラーみたいな、いや、もつと攻撃的なサックスで始まる曲なんて、なんと贅沢なライヴ音源で（原盤はスタジオ盤）、モア、つていふタイミングまでしつかり染み付いてた。と言ふのは曲が始まると、途端にそれがどんな曲かすぐに判る。かういふ音がして、次はサックスで、ギターでこんな旋律、と。むかしは毎日毎日何度も何度もおんなじレコードを聞いたもんだよ。それがアナログだからどう、なんてことは全く考へなかつた。デジタルだらうが、アナログだらうが、いい曲はいいし、関心がない曲はどんなにいい音でも聞きたくない。