2013-07-28

レンタルDVDのこと

エージェント・マロリーを見た。マロリーとマロニーが似てゐると思つたら、2012年9月に日本で公開された際、先着20,000個限定でマロリーがパッケージングされたマロニーがプレゼントされたさうだ(wikipedia)。監督はスティーヴーブン・ソダーバーグといふ人。監督で選んで映画を見ることが多いけれども、もしかしたらほかにも見てゐるかもしれないが、まつたく興味が沸かない、覚えられない監督。主役のジーナ・カラーノといふ人は総合格闘技家なんださうで、だいぶまへにTSUTAYAで物色してたときに知り、準新作(100円で1週間借りられるやうになる)になるまで待つてゐた。面白かつたけど、もつと派手なアクションを期待してたので、ちよつと物足りなかつたかな。古い言ひかたをするとスパイものと呼ぶのでせうか。実は策略に嵌まつて殺されさうになり復讐するといふのが大まかな展開。アントニオ・バンデラス、ユアン・マクレガー、マイケル・ダグラスなども出てゐる。ラストを予想させて終る。
シンプル・プランを見た。以前見てゐるけれども、殆ど覚えてないし、原作を読んだのでもう一度見ようと思つて借りて来た。これはTSUTAYAでは取り扱つてなかつたので、ファミリー・ブックで借りた。原作とは違ふんだねえ。コーエン兄弟のファーゴを思ひ出すやうな始まり。ファーゴはまだもう一度見られない、怖い映画だよ。原作では両親の墓参りをしないうちに飛行機を見つけるが、映画では墓参のあとだ。ビリー・ボブ・ソーントンはいいね。原作で兄を殺す場面とくらべてどうだらう。殺せないでせう。映画のはうがまだ救ひがある。