2014-08-18

カーペンターズ、もつと

only yesterdayのドラムスがカッコ良くて、なんか、かう攻撃的なといふか、サビに入らうとする直前でガンガン叩いて来るから、もしかしたら、これはカレンが叩いてゐるのではないか、と思つた、ワケは、カレンはドラムスの技術はなかり上手いといふ話がwikipediaに出てゐたこと、録音で参加したお手伝ひのドラマーには遠慮があるから、こんなに引つ張つて行く叩き方はしないだらう、といふのはそのくらゐ叩いて自己主張してゐるのだが、自分たちの曲で、しかもツボが判つてゐるから出来るのではないか、と考へたのだ。
ゴタゴタ説明するよりも先に答へを言ふと、このドラムスは残念ながらカレンではなく、ジム・ゴードンといふ人。ゴッサム・シティの警官とは関係ない。デレク&ドミノスのドラマーで、レイラの後半部分の作曲者でもあるといふ。もともとスタジオ・ミュージシャンで、ジョン・レノンの「イマジン」のドラムスも彼が叩いてゐるさうだ。
早い話が、CDの英語版の冊子に曲ごとに演奏者が書いてあつたので、それを見てから調べ始めたといふワケだ。
因みにジム・ゴードンはonly yesterdayとi need to be the loveの2曲だけ。カレン・カーペンターはyesterday once moreとsing、please mr. postmanの3曲を叩いてゐる。
ジム・ゴードンについてはネット上に幾つか記事が出てゐるので興味がある人は、どうぞそちらを。