2005-03-15

The LibertinesのDon't Look Back into The sunは、いいよ

この曲はアルバムに入つてなくて、デビュー盤「Up The Bracket」にも入つてないと思ふ。1stはどうにもピストルズ、ダムド、クラッシュを思ひ浮かべちまふ曲が多くて、それはそれで好きなんだけど、物足りないと言ふのか、Libertinesぢやなきや聞けない音、つてのが今一つ見付からなかつたけど、5曲入りのマキシシングルとかいふ、このCD「I Get Along」で始めて聞いた「Don't Look Back into The sun」は、いいよ。すごく、いい。
このCDをなぜ買つたのかといふと、どつかでLibertinesが引つ掛かつてた。で、Amazonをいろいろ探してゐて見つけたわけだ。HPのはうにも書いたけど、「どこの馬の骨だか解らない」Libertinesは結構骨があるみたいだ。今は活動停止だとしいふ話もAmazonの「レビュー」(実はオレも幾つか書いてて、「参考になりました」は6件くらゐかな、まあ、そんなことはいいんだけど)で知つた。デビューして直ぐに活動停止なんてところがセックス・ピストルズを思はせるけど、やつぱU2以降の世代なんだな、U2を聞いたことがある世代だな、とは感じた。。このCDの裏は女の子のお尻の写真で、それで思ひ出したのもをかしなものだが、「ザ・ギフト」のケイト・ブランシェットで、彼女が凄いのは、と言ふか、サム・ライミが好きなのは、ケイト・ブランシェットが転ぶわけです、自宅で。あのスピードとマトリクスのキアヌ・リーブス(役に合わないとか、いろいろ言はれてるみたいです、映画関係のサイトでは。でも、確かに誰でもいいやうな気がする)が脅しに来た後だかに、慌てて追ふやうに玄関に向かふ途中で転ぶ。その時、スカートがまくれてパンツが見える。このシーンがいい。いい、といふのはパンツが見えるからぢやなくて、このシーンで、かう、彼女が必死に子どもを守らうとしてる、つてのが伝はる、と言ふか、特殊な能力を持つた、といふ設定の中で、それでも日常生活ではそのせゐでイヤな思ひもしてるといふ、その辺りが「さうかもしんないな」と納得される、といふシーンだな、と。パンツ見えなかつたら、きつとただの怪しい超能力者だね。……この後書いてたら、途中で消えちやつたんだよね。たぶんクリックの失敗で。なんか、いろいろ中途半端なんで、今度じつくり。
兎に角、Don't Look Back into The sunは、いい。