2008-11-27

つづき

Hard-Fiのはうは2曲ボーナス・トラックが入つてゐる。ざつと言つて半分くらゐの曲はいい感じで聞いてる。ボーナス・トラックもいい。suburban knightは特にいい。それとtonight、tevision、help me pleaseかな。タイトルのonce upon a time in the westはそのままセルシセオ・レオーネの映画のタイトルなんださうだ。夕陽のガンマン、荒野の用心棒、once upon a time in america。さういへばsparksのlil' beethovenの最後の曲がsuburban homeboyといふのだつた。この曲も好き。
ところでecho & the bunnymenの話。知らなかつたのだ、このグループ名の意図、といふかなぜにecho & the bunnymenなのか。エコーはギリシャ神話に出てくるニンフ。バーンといふアルカディアの神がエコーに恋をしたが、相手にされなかつたので配下の羊飼ひたちを狂はせてエコーを襲はせ八つ裂きにした、といふ話を元にしてゐるのだらう。ギリシャ神話は読んだことがないのだが、エコーはナルシスに恋をしてどうした、といふ話もあるんぢやないか。バーンとの話のはうが後になるんだらうな、時系列的には。神話の世界だから関係ないかも知れないが。
エコバニのはうはといふと、オリジナルは10曲。それにオリジナル+のボーナス・トラックが3曲。更にearly versionといふのが3曲。おまけにlive音源が4曲。計20曲。seven up hereの中で一番好きな、いやエコバニの曲の中でベストだと思つてるall my colours=zimboがライブで聞けるのが嬉しい。エコバニが来日したとき見に行つたし、そこでall my coloursを聞いた筈だからだ。ずゐぶんむかしの話だよ。少なくとも20年はたつてる。
エコバニについて、ドアーズに似てるといふレビューがAmazonにあつて、このcrocodilesには確かにさう感じさせる雰囲気はある。あのbreake on throughとthe endが入つてるデビュー盤かな(それともう一枚持つてたけど、忘れた)、近いものは感じるね。だけど、ほかのレビューにあつたけど、同年代のU2に似てると思ふし、crocodilesといふ曲はearly versionを聞くと寧ろiggy popを思ひ浮かべてしまふ。