2009-09-21

気が塞いでるワケではないが

なんともをかしな気分で、人と会いたくない。朝、ゴミを捨てに行つたときは大丈夫だつたのに、家族で一旦車で出掛けたが、行き先がイオンだとか、さういふ店らしいので引き返して下ろして貰つた。一人でインスタントラーメンを食べ、テレビを点けてちよつと見ては消し、また点けては消し。横になつたり、本棚を覗いたり、ケースに入れた未読のミステリ(きのふは全然平気で、まへから欲しかつたP・D・ジェイムズの「女には向かない職業」を買ひ、序でに思ひきつて「フロスト日和」──なんて厚さだ!!──も買つたのだ)を引つぱり出してペラペラ捲つたりするのだが、1頁すら読み続けられない。もう何年も机の隅に積んだままになつてる「フランドルへの道」や「マルーシの巨像」、「ワープする宇宙」のどれかをゆつくり読まうかとも思ふのだが、……漫画さへも読めない。どうしたんだ?
この一週間ばかり、毎朝長い夢を見て起きあがるまでよく覚えてゐた。それらの夢は殆ど現実にあつたことを滅茶苦茶に組み合せたものだつた。