2011-10-17

DVDレンタルを続けて見た

ジャッキー・チェンの「ベスト・キッド」がずつと見たいと思つてゐたけど、ながいあひだ新作のままで、旧作7泊になるまで我慢してゐたのだ。これまで数回、新作から準新作へと移行して行くのを小忠実に確認して来て、つひに。
面白かつた。待つた甲斐があつた。主役の子はウィル・スミスの息子なんだね。一等最初は女の子かと思つたぜ。当然かうであらねばならない結末だつたが、帳尻を合はせたやうにも感じなかつたし、説教臭くもなく、よし。これで続けて、いろいろ見たくなつた。
インターネットも碌なサイトがねえし、テレビは下らねえし、某吉本のチンピラがテレビ画面から消えてさつぱりはしたけれど、バラエティ中心で、たまにドラマがあつてもコミックが原作だつたりする。コミックは人間がやつてもダメだつて。これまで実写版で原作より上だと世間を唸らせたものはねえよなあ。
と言つて、最近の映画は長くて、借りようとしても時間見て、やめちやふんだよなあ。オレは2時間見続けてゐられないから。精々90分。それでさへ、通して見られないほど集中力が欠けて来てゐるのだよ。
で、「エルム街の悪夢」。ウェス・クレイヴンのぢやない、リメイク。でも、まあ、面白かつたね。浴槽シーンはやつぱ基本でせう。
「ゾンビランド」。タイトルから既にバカバカしくて嬉しい。姉ちやん役の子いいなあ。交はされる台詞が凝り過ぎてると言ふか、煩いけどね。
「卍」若尾文子と岸田今日子で、それだけでワクワクしちやふね、オレは。船越英二と川津祐介、谷崎役らしき人物は余計ぢやねえの。監督は増村保造。
──でもつて、けふ返却した序でに勝新の「兵隊やくざ」を借りて来た。ホントは「悪名」がよかつたんだけど、はじめて深夜劇場で見たときの印象が壊れるのが怖くて。