2012-07-25

レンタルDVD移行記事(その2)

●クリストファー・ノーラン監督「インセプション」夢の中に入り込むといふのは小説に前例があるのではないか。どこまでが実写なのか区別がつかない。ディカプリオ主演で渡辺謙が出てる。「小さな巨人」のダスティン・ホフマンばりの老人メイク。さう言へば「小さな巨人」をもう一度見たい。レンタルやでは見掛けないので買ふしかないか。音楽のクレジットにJonny Marrとあつた気がする。関はつてるんだらうか。(2012.04.01)
●マーチン・スコセッシ「シャッター・アイランド」奇しくもディカプリオ主演を続けて見ることに。公開年度も、内容も近い?終盤の意外な展開はホントに意外だつた。もう一度見たい。(2012.04.01)──で、2回目。全体に仕掛けがあるのは「シックス・センス」とか「アザーズ」みたいなものだ。一通りの疑問は解決したが、ミセス・カーンが水を飲むシーンは解らない。なぜ、右手で飲むふりをして左手で空のコップを置くのか。(2012.04.02)
●続けてスコセッシ「ディパーテッド」ジャック・ニコルソンは凄いや。怪優とでも言はうか。どこかで誰かが何かのレビューで書いてたけど、ディカプリオは力が入りすぎてるよね。結末はちよつと意外だつた。(2012.04.14)
●トッド・ロビンソン「ロンリー・ハート」ジョン・トラボルタ主演。相棒の太つた役者がいい。刑事の私生活の部分はもうちよつと触れてほしいが、逆にいつそ省いてしまつて犯人たちに絞つてもいいかも。(2012.04.20)
●「ランナウェイズ」監督の名前は忘れた。シェリー・カーリー役の子はかはいいね。なかなか面白い映画だつた。日本公演なのにお客さんが中国人ばかりといふのも(2012.04.24)
●「バグダッド・カフェ」を久し振りに借りて見た。なぜかみるみる楽しくなつて行く。最後のはうでお客さんたちを交へたミュージカル風の場面は記憶にない。色が綺麗だ。カラヴァジョとかフェルメールの頃のやうな色。輪郭が甘いので古く感じるのかな。(2012.04.28)
●ポランスキー「ナインスゲート」スペインの書店の兄弟は実は誰だつたの?付き纏つてた女の正体は?普通に見てれば解るのかね。(2012.05.01)
●ハル・アシュビー「ハロルドとモード」モードが薬を飲んだから今夜死ぬと言つたときのハロルドの悲鳴はリアルだつた。1971年の映画で、日本ではずつとビデオ化されず2012年に漸くDVDになつたさうです。(2012.05.01)