確かに今や新聞は安売り広告を見る為だけに定期購読してゐると言つても過言ではないだらう

幾つものテレビ番組情報を載せた雑誌が発行されてをり、テレビのニュースやインターネットでのニュースがあるし、政治経済、三面記事に至るまで新聞紙を定期購読する意味と言へば近所のスーパーや小売店の広告を見る為なのだ。月々3,000円余を支払つて広告を見てゐるやうなもので実にバカバカしい限りだ。広告を出す側だつて高い金を払つてゐるに違ひない。半年契約して18,000円払へば洗剤が幾つ買へるだらう。新聞に挟んで貰ふより人を雇つて各戸に配布したつて広告出すより経費としては安いんぢやないか。変な世の中だなあ。こないだなんかアポなしで取材に来て、了解もなしに写真を撮つて行つた、とんでもない地元新聞の記者がゐたけれども、関西テレビの捏造もさうだが、マスコミと一括りにされるテレビや新聞は、もうそろそろ自意識を持つたはうがいい。自分がどう見られてゐるかを考へられるまで大人にならないといけない。取材しながら、マスコミにかういふ話が流れてますが、……なんてことが平気で言へるんだからなあ。自分てものを持てよ。意識しろよ。あなたがマスコミだらうが、……。といふ話は長くなりさうだから切り上げて、先月末にブロック注射をして以来、週一回の注射から解放された。様子を見て、痛むやうなら注射を、だつたが、まつたく痛みがないワケぢやあないが、少なくとも3箇月前の、あの歩いてゐて怒鳴り散らしたいほどの痛みはない。第一、朝起きる時に掛け布団を上げながら起き上がれるんだから。ベッドの端に腰掛けてゐられるんだから。屈伸が出来るんだから。こんなことも出来なかつたんだから、嘘みたいだ。早く走りたいね。太つちまふよ。ずゐぶんよくなつたので髭を剃りました。