2007-05-29

自家製は大袈裟だよね

続き。575にしてもカラクラにしても、分解手順が解らない。どこになにがあつて、メモリはここでHDはここで、と、だからかうしたはうがいい、つてのが。475は凄く単純だつたけど、どつちもディスプレイ一体型なので不安。取り敢へず裏側のカバーを外す。どつちもマザーボードは簡単に抜き出せる。575のHDは台座のプラスティック部分を上げるやうにして引くと簡単に外せた。で、カラクラを見るとHDはずゐぶん奥のはうにあつて手が届かない。でも、シールド部分と言ふか接続ケーブルが手前に来てるから、台座ごと引けるだらう。でも手が入らないからCRTと繋がつてる部分を取り外さないと。幾つかケーブルを外したが、結局ブラウン管を固定してゐる部分は復旧に自信がなくて元に戻す。シールドを外して、引き出れば。しかし、どうすればいいか解らない。ここまで凡そ一時間の試行錯誤。で、ラジオペンチとか何かでHDの台座のベロみたいな部分を挟んで、慎重に引き出さう。575と逆向きに収まつてゐるのだから、見えないところで、本体と繋がつてはゐない筈だ、と判断した。隙間が3.5インチHDの厚さしかないから往生したけれども、どうにか引き出せた。そのとき左手の人差し指を切る。どこに引つ掛けたのか解らない。怪我の功名で(ほかにも擦り傷3箇所)HDは外せた。ところが575とカラクラは接続の仕方が違つてて、575のHDにはジョイント用のカバーが付いてゐたことに気が付かず、押し込んでしまひ、もう一度引き出すことに。これも辛抱強く引き出してプラスティックのカバーを外し、もう一度押し込む。さて、動くか。動いてくれえ。575で設定したHDの状態で立ち上がる。OKでした。が、時計が1956年だあ。こつちも電池が寿命かな。これは後で変へるとして、575のメイン・メモリを外してカラクラと交換。増設メモリも一枚外してカラクラに。──と言ふやうなワケでカラクラは再生したのです。早速持ち帰り、下の子にどんなに苦労して使へるやうになつたか説明したけど、まあ8才では解らないよねえ。ゲームを幾つか、あとクラリスワークス、Hypercardを入れた。娘はクラリスで日記を書くことに。……どうせなら、いま手元にあるLC475、powerbook2400cも日の目を見せたいなあ。G3なんかマザーボード交換でサクサク現役で動く筈だし、この形が好きなんだよなあ、8年使つて愛着があるし。