2015-05-11

人間日時計

なのかなあ、と思つてしまつた。中橋を渡つて、両毛線の踏切のてまへ、右側にこのあひだ織姫へ行くときに見掛けた小父さんがゐた。ちやうど日が当たるところに立つてゐる。足下には自分の影ができてゐて、どうもそれを見てゐる様子だつた。
その小父さんがけふもほぼ同じところ(数センチのズレはあるかもしれない)に立つてゐたのだ。こつちも同じやうに織姫へ向かふ途中で、このまへは走つてゐたけど、けふは歩きだつた。不思議な人だ。