2006-06-22

文字が追へない今日この頃

ずゐぶん本を読まなかつた。よりも読めなかつた。半月以上かなあ。文字を追ふのが億劫で仕方なかつたのだ。岡嶋二人氏の「チョコレートゲーム」の直ぐ後で野崎昭弘氏の「詭弁論理学」を再読し始めたんだけど、普通の厚さの新書だし、そんなに難しい内容ぢやないから普段なら1日2日で読めちやふ筈なんだけど、半分くらゐのところに栞を挟んで積んである。時々、進めようとするが、ちつとも頭に入らない。代りに、えのきどいちろう氏の「妙な塩梅」をチビチビ読んでゐて、それが漸く昨日読み終はつたのだ。そろそろ波が変はるといいんだけどなあ。コンプレックスがあるんだなあ、きつと。正体は解らないけど、観念の複合体つていふヤツがあつて、それが行動に影響してんだなあ。知らないうちに無意識の奥へ奥へと送り込んでたことがあるんだ、頭の中に。