2009-05-21

有料ゴミ袋のこと

足利はゴミ袋が有料で、それはいいんだ、無料のはうがいいが、ゴミ処理に金がかかるのは解るし、ゴミ処理場で働く人たちの待遇改善、安全確保(臭ひだけでなく、ビンの破片や危険物が一杯あつて、暑いし、燃えるゴミを放り込む大きな穴はまるで奈落の底みたいで、柵がないんだぜ、尤も柵があつたら捨てるときに邪魔になるけど、高所恐怖症──高いところにゐなくても、自分が立つてゐるところが1階でも、そこより低いところを見ると怖いワケだ──のオレには耐へられない職場だ)など、また施設そのものの安全性、維持費などを考へて、そのための費用として使ふなら、大いに賛成する。
しかし、そのゴミ袋が高過ぎると思ふんだよ。45ℓ10枚で600円だよ。渋川はずゐぶんまへに有料になつたけど、45ℓ10枚で300円だつたと思ふ。半分だよ。しかも30ℓ、20ℓ、10ℓと種類があるのに、足利は45ℓと20ℓ、10ℓ。45ℓと20ℓの差は大きいよ。実際にゴミを纏めて出したことがある人にはよく解る筈で、恐らく出したことがない市役所の職員が決めたのでせう。行政の無知ぶりを暴露してますね。
袋の値段を渋川と比べるのは酷だといふ意見があるかもしれない。人口が違ふ、と。あつちは半分くらゐで、しかも県が違ふ、と。
先づ、ゴミの扱ひに対する発想が違ふやうに思ふ。渋川は袋に名前を書くやうになつてる。きちんと分別して下さい、といふワケだ。回収や処理のときに危険がないやうに、捨てる人が責任を持つて捨てろ、といふことだ。
それと足利は直接ゴミ処理場に搬入するとkg当りで料金がかかる。それも、いい。最初に言つたやうに、そこで働く人たちの環境をよくするために、給料を挙げるために使はれるのなら、当然のことだ。汚れる、危ない仕事をかはりにやつて貰ふワケだから、少しでも協力する、税金では賄へないなら、更に負担するのは当然だと思ふ。因みに渋川は無料だ。業者の搬入は有料。これはどこも同じだらう。
なんでこんなことを書いてるかと言ふと、けふがゴミの日で、ちやうど45ℓの袋しかなくて、30ℓがあればなあ、と思つたのだ。それと、このゴミ袋のことは足利のやり方に不信感があるんだよね。当初は凡ての燃えるゴミ、燃やせるゴミは指定の袋だと言つてゐた。赤ちやんの紙オムツも、庭木や草毟りなどのゴミもみんな。それについて誰かが市長宛にメールだか投書だかをしたらしい。急に紙オムツと草や木のゴミは指定の袋でなくても中身が見えればよい、といふ話になつた。なんだ、それ。事前に充分調査するとか、実態を把握して決めろよ。
新しい市長(今月選挙があつて交代した)は選挙のときゴミ袋は無料にすると言つてたけど、無料に出来るのなら、なんで有料にしたんだよ、それにいま市販してゐる袋はもう作つちまつたんだろ?在庫があるんぢやないの?無料配布するの?ある分だけ配布して後は元に戻す、ツてか。ゴミ袋の製造でやりくりしてる地元業者とかはゐないのかな。死活問題だろ。その辺、さつぱりわからない。