2012-07-30

その後のレンタルDVD

「アメリカン・ビューティ」のあとで(ケヴィン・スペイシーが会社を辞めて帰る車の中でだつたかなア、Guess Whoの「アメリカン・ウーマン」が流れて一緒に歌ふ、つていふシーンがある、懐かしい曲だ)、
●「トラブル・イン・ハリウッド」デ・ニーロが出てるのを見て、あんまり面白くなくて(業界内の話なんて全部ウソ、それツぽい作り話に思へるから)、暑くなり始めて、これはホラーだな、といふことで、
●「ディ・オブ・ザ・デッド」主演の女の子が「アメリカン・ビューティ」のアンジェラ役ミーナ・スヴェーリなので見たいと思つてた。いまでは当り前になつてゐる走るゾンビつてのはダニー・ボイルの「28日後…」からなんださうだ。ゾンビと吸血鬼ネタが実に多いね。アメリカ映画つてのは。一つ覚へ。
●「パラノーマル・アクティビティ」まへに「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」とかいふ低予算で高収益のホラーがあつたが、今ひとつもふたつも面白くなかつたが、これも似たやうなもんだらう、と高を括り棚に並んでゐるのを見ても「ああ、これね、今度暇なときね」で見送つてゐたけど、見てやるかア、で見た。これは日本の幽霊映画みたいだね。ホラーと呼ぶよりも幽霊映画。劇場公開とは別のラスト・シーンはダメでせう。
●「ウォード監禁病棟」ジョン・カーペンターが10年振りの映画で、主演の女の子がアンバー・ハードつていふ綺麗な子なんだけど、残念ながら同性愛だとカミングアウトしてるらしい。他のDVDの予告で見たらずゐぶん残酷な場面があつて、見ないで返さうかと思つたが、返さないで正解。
●「ウォッチメン」なんともイミフな、ただ長いだけ。「ドーン・オブ・ザ・デッド」、「300」のザック・スナイダー監督。「エルム街」の新しいフレディー役の人が出てゐる。