2015-10-10

694円の古本がいきなり1,800円になる魔法

きのふamazonで中町信の作品でまだ読んだことがない4冊のうちの1冊が694円で出てゐるのをみつけて注文した。けさになつてメールが届いてゐて(メールの発信は深夜1:39となつてゐる)、かう書いてあつた。
大変申し訳ございませんが、ご注文いただいた
商品をご用意できないことが判明いたしました。

在庫1冊ありだつたから、先に売れてしまつたといふこともあるだらう。しかし、それならさう書けばいい。
まだ読んだことがない4冊、と始めに書いたが、なんでかと言ふと古本が高騰してゐるためで、例へば「南紀周遊殺旅行」は3,180円〜、「五浦海岸殺人事件」は1,499円〜。在庫なしも1冊あるが。で、今回注文したのは「密室の訪問者」で、他にも1冊600円代で出品があり、状態はどちらも「非常に良い」だつた。それが1日で変はつてしまつた。いまは1,800円〜になつてゐる。状態は「良い」と「可」。
文庫の古本ですよ。3,000円出す?
古い文庫は発売価格だつて500円してないでせう。
まあ、どうしても手に入れたくなつたら、1,000円までは出すよ。送料込みで、状態は「良い」(「良い」ではあんまり期待できない場合もあるけど)以上なら、といふ条件付きで。
ここからは邪推だ。
どこの本屋かは書かないけど、きつと他の本が高くなつてるので売るのやめるかな、もつと高くなるまで待つか、といふ風に思つたのかなあ、と。下司の勘繰り。