2015-10-06

絵が判る、つてどういふことさ、とオレ自身に言はう

(下書きのまま長く放置してたのですが、けふの日付でアップします。これ以上書きやうがない。)6月8日にオレはかう書いてる。「そもそも絵つてのは、解釈する、理解するものなのか。見て、綺麗だなあ、いい色だなあ、あ、かういふの見たことある、本物みたいだ、不思議だなあ、こんなの有り得ない、とか、それで好きか嫌ひか判断する。それでいいんぢやないの?でなければ、オレは絵なんて一つも判らないよ。/逆に聞きたいのは、なら、風景画は判るの?人物画は判るの?判るといふ言ひ方が馴染めないんだよね。風景画や人物画は難しくなく、易しいの?」と。
そのクセ、8月3日の記事に「絵を見て理解する、作品を見て判る、さういふレベルではないね。デュシャンのはうがよつぽど判り易いと思つた。」と。
それは言葉の綾といふもので、……と言ひ訳をするのはやめよう。確かに若林奮展には困惑した。けど、刺激があつた。なんだ、これ、つていふ。