2016-03-25

さて、アンドルー・ワイルはなんと言つてるか

飽和脂肪は肝臓を刺激し、体の除去能力を超えた量のLDLコレステロール(悪玉と呼ばれるコレステロール)を作らせる。その結果、動脈壁を損傷して心臓血管系を損ない、早過ぎる死や冠動脈疾患による廃失のリスクを高め、血流の減少によつて治癒力を低下させる、と。天然由来の飽和脂肪の中でも牛肉の脂肪は健康に対する最大の脅威だ、とも。更に人工の飽和脂肪、マーガリン、固形植物油(ショートニング)、そして一部水素添加された硬化油で作られた加工食品は心臓や動脈の健康にとつて脅威である、と。
トランス脂肪酸(TFA)については、かう言つてる。私見だが、と断つたうへで、TFAは自然界には存在しない物質であり、体の調整機構に損傷を与へ治癒系に相当の負担をかける。だから、オリーブ油以外の油は追放しろ、と。菜種油もエルカ酸といふ毒性脂肪酸を含んでゐること、大量の農薬を使用してゐることから、お勧めできないさうだ。
代りにオメガ3といふ脂肪酸を摂ることが望ましい、と。イワシ、ニシン、サバ、サケなどに多く含まれ、マグロにも多少含まれてゐる。亜麻仁油に大量に含まれてゐるといふ、そのオメガ3は何がいいのか。
体の炎症的な変化を軽減する、異常な血液凝固を防ぎ、細胞および組織の癌性、消耗性の変化を防ぐからだといふのだ(以上「癒す心、治る力」P221〜228)。
オレの、ここ二三箇月のPASの上昇は亜麻仁油を毎朝飲まなくなつたからかもしれない。食事と一緒に摂るはうがいいから、なんて悠長なことを言つて、摂取量は以前の半分にも充たないだらう。明日から毎朝飲まう。
脂肪の話から、関係ない話になつてしまつたかな。