答へは簡単だつた

iPad２用のキーボードで入力できるのだつた。なぜ？
どうやつてもキーボードだけでは入力できない、といふよりも文字変換できない、さう思つてゐた。アルファベットだけのキーボードで、仮名の位置が判らないから、キーボードビューアと併用でないと打てない、さう思ひ込んでゐた。
それで、苦肉の策として黄色いネームシールをほぼ３㎜角に切つて片仮名で「ア」から「ン」までマジックで書いて貼ることにした。
半分くらゐ貼つたところで、だんだん面倒になつて、さうだ、転写シールといふものを昔使つたことがあるが、あれは今でも売つてゐるんぢやないか、あれに５０音のものがあれば実に簡単ぢやないか、ホームセンターとか100円ショップとかに行けば、手に入るのではないか、思ひ付いたら直ぐに行動。ビバホームとSeriaとダイソーへ行く。ない。アルファベットはSeriaにあつたが、平仮名は、どこにもない。
そんぢやあさ、キーボードに書き込めるマジックはないかい？プラスチックに書けるマジックがあるに違ひない、……しかし、そんな専門的なマジックがそんぢよそこらの、足利の田舎で手に入る筈もなく、それらしいペンを購入し虚しく帰宅。で、試し書き。最悪。太いし、滲む。
天は遂に我を見放した、と絶望しかけたら、あ、さうだ、アルファベットのままで変換しないのは「ことえり」の基本入力が「かな入力」だからぢやないか、これを「ローマ字入力」にしたら変換するんぢやないか。
さうなんです、さうして、いまかうして「ことえり」を「ローマ字入力」にしてなんとか記事を打てるやうになりました。やれやれ。
ローマ字入力は苦手なので、→キーの使ひ方が判らないのと数字の入力では英字キーボードに切り替へないとイカンなど、少しづつ慣れるしかない。