2017-05-12

新潟の米は旨かつた

9日、10日と新潟へ行つて来た。娘と会ふために。
電車で片道5時間。新幹線なんか勿体なくて使へない。各駅停車の旅。
久し振りの電車で不安がいつぱいだつたが、往復とも、なんの問題もなく移動できた。
乗り換へは2回だが、長岡駅で50分待ち。駅構内の立ち食ひ蕎麦屋で「月見たぬきふのり蕎麦」450円を食べる(布海苔そばとは何か、いまだによく判らない)。
宿泊先のホテルは駅から6kmも離れてゐる。駅前にすればよかつた、と、いまでは思つてゐるが、なるべく大学寄りを探したけれども、駅との中間ぐらゐのところにしかなくて、そこに決めたのだ。
少しでも近づくため越後線で3駅乗り継ぎ、そこから歩いた。凡そ40分。遠かつたなあ。チェックインして部屋に荷物を置くと直ぐに大浴場へ。部屋に戻つて娘からの連絡を待つ。メールが届き、タクシーで迎へに行く。まだ一箇月も経たないのに、近くへ来るまで娘が判らなかつた。なんてこつた。
パーマかけてたからね。一緒に寮へ歩き、部屋でWi-Fiルーターを繋いで使へるやうにする。ホテルへ戻り、予約をしたホテル内の和食屋さんで夕食。なかなか旨い料理だつた。
娘が言ふには、新潟の米は美味しいさうだが、こつちは酒飲んで摘んだだけで結局米は食べなかつた。
翌朝、娘は講義があるのでタクシーで大学へ。こつちは11時がチェックアウトだから、のんびり風呂に入らう。岩盤浴つてのがあつて、心地よくて一時間ほどゐた。それからサウナに入つて風呂入つて、一時間半くらゐ風呂で過ごす。10時にチェックアウト。
タクシーで駅まで行かうか迷つたけれども、タクシーを3回も使つて8,000円近い出費。駅まで歩くことにする。凡そ1時間10分で到着。途中、何度も新潟駅南口行きのバスに追ひ越された。さうだ、バスがあるんだ、今度来るときはバスを使はう。
発車時刻まで一時間ほどあつたので、駅ビル内で昼飯。
駅まで歩いたご褒美に昼飯を奮発。越後長岡小嶋屋といふ所で、たれかつ丼(小)とへぎそばのセット1,586円を食べる。娘の言ふ通り、ご飯が旨い。実に旨い。タレなんか要らないくらゐだよ。へぎそばは新潟の名物らしく、布海苔が入つてゐるらしいが、蕎麦粉100%といふので、よく意味が判らない。独特の香りがして、喉越しもよく、旨かつた。ビールも飲まうと思つたけど、これは我慢。
帰りは長岡で25分待ち。渋川到着は16:30。また行くぞ。今度はしつかり米を食べよう。