2017-09-04

二車線だつたら左側を走らう

今月1日の朝(6:40頃)、吉岡町へ出掛けるとき、なんとなくそんなことを思ひ立つた。
これまで渋川や吉岡へ行くときは(逆に足利へ帰るときも)国道50号では右側車線を走つてゐた。左車線は当然左折車があるし、側道からの合流もあり、一体に流れが滞り易い。右側はトラックなどの長距離も走つてゐるが流れは比較的スムーズだ。
でも、そのときは突然、流れが遅くたつていいんぢやねえの、と思つたのだ。理由は判らない。
たぶん、そんなに到着時間は変はらないだらう(どこから上武道路〜17号に乗るか、笠懸町の鹿から赤堀までの信号の多い50号の裏道をどう走るかで決まる)し、右側を走るのは流れが速い分だけ緊張するから疲れるし、もつと気楽に行かう、みたいなことだらう。
それで実際に笠懸町の鹿を過ぎた三叉路で右折するまで50号を只管(ひたすら)左側を走ることにした。
景色がまつたく違ふ。
これまでは左側を走る車を追ひ越す感じで走つてゐたから、左側の道路際の様子なんか実は見てゐなかつた。辺りの景色を全然見てないワケぢやないが、殆ど車の動きを見てた。
それが視界がまるで変つた。これは新鮮だつたね。
きのふ帰るときもやつぱり50号は左側を走つた。多少、時間がかかつたかなあ。でも5分か10分だ。このはうがずつと楽。なんで速く走ろうとしてたんだらう、バカバカしい。