2017-07-27

けふは続けるぞ

こないだ久し振りのジョギングのとき、クリームのSunshine of Your LoveをiPodで聞いてゐて、ジンジャー・ベイカーの叩き方つてキース・ムーンに似てるな、と思つたんだけど、これつて、逆だろ。ハイドンつてベートーベンに似てる、つて言つたのと同じで、年齢から考へたら、キース・ムーンのはうが若いんだから。
ドラマーで一番好きなのがキース・ムーンで、次は誰だらう、なんてことを考へたのは、ツェッペリンのジョン・ボーナムが同年代のあひだでは根強い人気なんだけど、オレはやつぱりキース・ムーンの、あの畳み掛けるやうな、追ひ立てるやうな叩き方のはうが好きで、ジンジャー・ベイカーがやつぱりそんな風に叩いてる。
曲だけ聞いてた昔と違つて、いまは演奏を聞けるやうになつてるので、ベースとかドラムスの演奏が気になる。亡くなつてしまつたアンディ・フレーザーのAll Right Nowのベースも勿論好きで、サイモン・カークのドラムスもいいし、ポール・コゾフのギターも良くて、グループの曲としてぢやなく、バンドの演奏として聞くなら、フリーとクリームだなあ、なんて思つてゐて、フーもじつくり聞いてみたくなつたのは一体どういふ流れなのか自分では見当もつかないが、皇族のなんて子か忘れたけど、今年イギリスのリーズ大学へ留学する、つて子がゐて、そのときリーズ大学と言つたら、どんな大学なのかはまつたく知らないが、フーがライヴをやつた大学で、Live At Leedsの大学だよなあ、と思つた。
これでジョン・エントウィッスルに流れたら強引かな。ジョン・エントウィッスルはベーシストぢやなくて、ベース・ギタリストだとピート・タウンゼントに言つたとか言はないとか。あの、Summertime Bluesの始まり方をよく聞くと、実はベースがグイグイ引つ張つてる。キース・ムーンのドラムスと一緒に走りまくる。
アンディ・フレイザーには悪いけど、ベースはジョン・エントウィッスルがダントツぢやねえの、と思つた。といふところで、続けるのが億劫になつたので終了。