2017-07-27

大好きなデビッド・ボウイのModern Loveのことから話を始めよう

曲が始まると、真つ先にあの映像が、シリアス・ムーンライト・コンサートの登場シーンの映像が、かう、ウォーキングの途中でも姿勢がピッとなるといふか、ほら、デビッド・ボウイがさあ、薄いクリーム色?のスーツで、丈の短い上着で、ダボダボのズボンで両腕を振りながら歌ふシーン、あれが目に浮かぶんだよオ。
あのコンサートはhiko8さんの言ふ通り、ドラムスはオマー・ハキムだと思ふけど、スタジオ録音のアルバムのはうは違ふ人で、まへにもhiko8さんに言つたし、このブログにも書いたけど、参加ミュージシャンの名前はwikipediaで調べられるんだけど、ドラムスはトニー・トンプソンといふ人で、スティーヴィー・レイ・ヴォーンもギターで入つてるけど、確かレッツ・ダンス一曲だけだつた、と、どこかに書いてあつた。wikiかな。だから、ギターはナイル・ロジャースだね。ま、それは兎も角、このドラムスがカッコいい。
デビッド・ボウイの名前を出したら、ああ、もうお爺さんぢやないですか、と言つた人がゐるけど、あんときは怒鳴りつけてやりたかつたね。でも我慢した。オレは大人だし、相手は女だつたし。
で、話を戻して、きつとドラムスがトニー・トンプソンだつたのは、ギターのナイル・ロジャース繋がりで、二人ともChicつてバンドのメンバーだからだらう。Chicつてのは聞いたことがあるやうな、ないやうなバンドで、きつと頭のどこかでキッド・クレオール&ココナッツと混同してるな。さう言へば、このキッド・クレオールの服装がまたカッコいいんだよ、ダボダボのスーツでさあ、いまはみーんなスリムなスーツばつかりで、ちつとも良くない。
例へばさあ、夏は麻のスーツにパナマ帽にコンビの靴つてのが定番ぢやねえのかなあ。テレビCMで、なんとかタケル君つて、天皇の料理番のリメイクに出てた子が着てるスリーピースのスーツも近いんだけど、まだまだ細身な作りだね。
デビッド・ボウイの曲ではAbsolute Beginnersつてのも好きで、よく聞く。このAbsoluteつての、何度意味を調べたか判らないけど、その度に忘れちまふ。そのたんびに調べるんぢやなくて、たまにやア考へろ、つてワケで、abnormalつて単語がある。そこから始めると、abつて付く単語は、その後に続く単語の意味に、なにかを足す。abnormalはnormalから懸け離れた、遠くなる、欠けるといふ風になる。
学校で習つたのかどうか覚えてないけど、1969年12月1日初版発行の講談社ニューワールド英和辞典(編集主幹が川本茂雄、編輯顧問に西脇順三郎!と成田成寿)には書いてあるのを思ひ出したけど、ぢや、soluteつて何だ?つてことになつて、結局辞書を引くことになつて、上記辞書で調べて、さうか、絶対の、無比の、完全無欠の初心者、つてことか、と。またどうせ忘れちまふんだらうな。
ああ、このままぢやあ、ちつとも話がジョン・エントウィッスルに行かないぞ。ドラムスとベースといふリズム・セクションの話から入るつもりだつたけど、違ふことが頭に浮かんでしまふ。