2017-11-13

明日にバラを咲かせよう

つて、これだけ読んだら、大抵の男は思はず、
けッ、
てなもんだけど、この部分は兎も角、きのふ仕事の帰りに聞いてたNHKラジオ(車でラジオはよく聞くので、朝は「すつぴん」といふ番組を聞くことがあるし、皆川達夫さんの音楽番組も聞くし、帰りはNHKかFMぐんま)で、この曲、B'zのEasy Come,Easy GO!つて曲(曲名は知らなくて癖のある歌ひ方がB'zぢやねえかな、と見当をつけ足利に帰つてからカミさんに教はりました、おどろよレイディ、つてB'zの曲だよね、なんてタイトル?)が流れて、FMぐんまだつたかもしれない、どつちだ?
で、えッ、これいい曲ぢやん。と突然気に入つてしまつたのですよ。トホホ。
もともとB'zなんて、おんなこどもの聞くものであつて、婦女子を相手にした商品、金儲けの手段でしかなく、大の男が、男子たるものが敢へて耳を傾けるものではないと思つてゐて、そんなものは腑抜けものの音楽だと決めつけてゐた、実は。
まあ、例へは悪いが(娘が読んだら、きつと激昂するだらうけど)嵐とか、ジャニーズ系のバンドやグループ、或は赤穂浪士並みの人数で下手糞に歌つて踊る餓鬼どもと同列だつた。
ちやうどカミさんがB'zのB'z The Best "ULTRA Pleasure"といふのを持つてゐたので借りて、聞くかどうかはわからないけど一応全曲iTunesに入れて、けふ6kmほどのウォーキングのあひだぢゆうリピートで聞いてゐて、いまも聞きながらこの記事を打つてる始末で、既に20回も再生してしまつたが、更に再生中だ。
そもそもこの曲は男と別れた女の子の歌なんだけど、歌詞の一部が人生から見放されたみたいな自分のこととダブつてしまひ、目が潤みがちになるのだ、悔しいことに。
泣かないでBABY 力をぬいて
つて、ところが滲みる。繰り返しの中で少しづつ変つて行くので、それがまた滲みる。
ぐるぐる回る世界の中で
泣かないでBABY 力をぬいて
くやしさを忘れないで
泣かないでBABY 力をぬいて
笑われても あくまでマイペース 
まだまだまだ 盛り沢山LIFE
1990年10月3日発売。意味は「悪銭身につかず」「得易いものは失ひ易い」だとさ、どうでもいいけど。