釜揚げラーメンのこと

はなまるうどんや丸亀製麺などのうどん屋さんでは釜揚げうどんといふのがある。釜揚げラーメンはどうか。ネットで検索すると幾つかあるらしい。
釜揚げラーメンといふのは茹でたラーメンを湯切りをしないで、鍋に入れたままの熱い麺を掬つて熱い汁につけて食べるもので、オレもさういふ食べ方を始めてまだ半月くらゐしか経つてゐない。
始めたキッカケは、たまたま茹で具合を見るのに何本か掬つて汁につけて食べたら旨かつたからだ。そのときは「魚介豚骨しょうゆつけ麺」（前橋市天川大島の「高山麺業」製）のスープに「干拉麺」（大間々町にある「上州手振りうどん」の星野物産製）をつけて食べたのだが、いまは病み付きでほかの食べ方が出来ない。尤も、ほかの袋入のラーメンでは試したことはないが。
「棒ラーメン」（マルタイ）でも試したが、やはり「魚介豚骨しょうゆつけ麺」が一番で、このスープが無闇に好きなせゐだらうと思ふ。
麺は棒状ラーメンのはうがいいやうに思ふ。「干拉麺」（スープは付いてない）や「棒ラーメン」の麺を釜揚げで食べると旨い。
「魚介豚骨しょうゆつけ麺」（一人前100g）にしても「棒ラーメン」（一人前73g）にしても、２人前一袋なのだが、いつも麺は一度に２人前食べてしまふので、スープが残る。それを使つて「干拉麺」で釜揚げラーメンにするワケだ。薬味は刻みネギと炒りごま、胡椒を少々。
麺は他にも、ソーメンで有名な「はりま製麺」の「揖保の糸」の中華麺で「龍の夢」といふのがある。ただ、これは扱つてゐる店が少ない。「干拉麺」も少ない。イオン太田ではどつちも取り扱つてゐる。但し、「龍の夢」は「干拉麺」の倍くらゐの値段がする。
もうホントに汗びつしよりになるけど、旨い。良かつたら、試してみて下さいな。