2016-02-15

けふになつてなぜかとつぜんデビッド・ボウイの歌を聞いて涙ぐんでしまつたこと

たまたまけふ織姫詣に行くのにiPod nanoでデビッド・ボウイのアウトサイドのボーナスCDに入つてるHallo Spaceboyを聞いたら、その声に、とつぜんかうこみ上げるものがあつて、ああ、もうデビッド・ボウイはゐないんだなあ、といふ思ひなのか、うツと涙が出さうになつた。オレにとつては少年時代の象徴みたいなところがあるからなあ。
デビッド・ボウイは中3から聞き始めてゐて、当時はツェッペリンやパープルが全盛で、そこへプログレなんかも台頭して来て、そうちが主流だつたよ、「はつきり言つて」。そこへマーク・ボランやデビッド・ボウイが現れるワケだよ、男のくせに化粧してみたいな連中が。
試しに1970年代の事情を調べると、69年の12月にストーンズの「レット・イット・ブリード」が出て、70年には「ツェッペリンIII」、「原子心母」、EL&Pがデビューしてるし、そこへデビッド・ボウイの「世界を売った男」。71年イエスの「こわれもの」、72年同じく「危機」、そこへ「ジギー・スターダスト」T-Rexの「スライダー」だらう、パープルの「マシン・ヘッド」(スモーク・オン・ザ・ウォーターが入つてるヤツ)だから。
70年代はキラ星だよねえ。
表面的には解散したばかりのビートルズの話題とカーペンターズの時代ですけどね。