2017-04-07

四六時中「モスキート」言つて

意味のないタイトルで、真夏の果実の歌詞から浮かんだだけ。
判官贔屓は実は嫉妬の裏返しぢやないか、と気づいた。
ここ数年のあひだ桑田圭祐の曲、サザンの曲を聞くのがイヤだつた。テレビや店舗で聞くと鬱陶しい気分になつてゐた。いまは抵抗なく聞ける。ジョン・ライドンもさうだが、桑田圭祐は記憶が正しければ同年代で、そのせゐかもしれない。
金のないヤツは癌になつても満足な治療が受けられない、といふ現実をつくづく知らされた。先立つものはなによりも金なので、さういふ現実がこの21世紀の日本にはあるので、年間100万、200万といふ治療費は安いはうであり、治療を受けてゐる期間に仕事ができなくて収入がなくても、なんの保障もないにもかかはらず医師は治療を勧める。
それが寿命だと諦められれば、治療を受けなくてもよくて、金も掛からないし、治療の苦痛もない。
諦めたせゐだらうな、サザンが聞けるのは。
誰も信じないし、夢は持たない。そのはうが楽だ。