2015-06-13

岩波国語辞典擁護

同じ岩波書店の辞書であつても、オレは広辞苑よりも岩波国語辞典を基本にしてます。なので、第三版はさすがに古過ぎるかと思ひ、現在第七版になつてゐるので買ひかへようかと思つたワケだ。何度もさう思ひつつ、先送り。3,000円(税別)は安いと思ふんだけど、……。
で、amazonで買ふつもりで検索したら、かういふレビューがあつて意外だつた。そのまま引用します。

点訳をしている。簡単に分かりやすく言うと、全文をカタカナで横書きにする作業。表意〈記号〉に移し替える作業と言ってもいいかとも思う(かなり乱暴な説明ですが)。その時、読みが促音になるかどうかが問題になった場合、たとえば、「三角形」を「さんかくけい」と読むか、「さんかっけい」と読むかを決めなければならない場合、『岩波国語辞典』の表記に従うと、されているので購入したが、収録語数が少ないので、肝心な時に役に立たない!載っていない!

「さんかくけい」で辞書を引くのが基本ですね。「三角」ですから、元は。
で、我が第三版を引いてみると、確かに「さんかくけい」の見出しはありませんが、「三角」の項目の中に「三角形」とあります。因みにP432。
これでレビューの評価2、星2つでは、岩波国語辞典が可哀想すぎる。