2015-07-05

苦笑ひしてしまふ、食塩摂取量の話

ゆふべ仕事で8時過ぎまで職場にゐて帰りしなの雑談の中で木村さんが食塩摂取量なんて宛にならない、塩分そのものよりも精製塩が悪いんだよ、といふ話をして、そのほか細かいことは忘れてしまつたが、そもそもなんでそんな話になつたかといふと、オレがいつもスーパーなどでカップ麺を買ふときに内容表示の食塩相当量といふところを見比べながら選んでゐるといふ話を受けてのことだつた。それはいまの病気も含めて三年ほどまへまで治療してゐた高血圧症の名残で、食塩は少なめに、といふ医師の指導に基づいてゐるワケだが、なんでオレがそんなにカップ麺の食塩相当量にこだはる(これが本来の使ひ方で「ちょっとしたことにとらわれる。拘泥する。「小事に──」岩波国語辞典第三版P382)のか簡単にいへば、不断の食事ではそれを一切無視してゐるからだ。家で食べるもの(それは主にカミさんが作つてくれるものです)、外食するとき、職場での弁当など。そんなことを気にしてゐたら不味くなるし、作つてくれる人に申し訳ないでせう。でも、高血圧には塩分控へめに、を守るには、まあ気休めとして、誰にも迷惑をかけない(それは陳列棚で立ち止まり商品を手に何やら見比べてる爺さんは急ぎの買物をする主婦にとつては邪魔なだけだが)のはカップ麺での減塩といふことなのですね。それに見てるといろいろ書いてあるので読み比べるのが楽しいといふこともある(これは発泡酒や第三のビールの成分表にも言へて、げ、オレはこんなの飲んでたのか、と吃驚することも)。
ああ、話が逸れてしまつてゐる気がする。微熱があるやうな気がする。
さう、それで木村さんのお話が実に興味深かつたので、帰つてから、少し酔つた頭でネットで検索してみたら、見事にヒットした。
精製した塩が良くない。
さうだ、牛乳の話も出ましたね、三栖さん。豊村さんも聞いてましたよね。