2015-12-24

お勉強の続き

けふは休みなもんで、お勉強の続きをやつてます、といふより聞き直し。
「ビッチズ・ブリュー」はまあ、なんとか。ここんところいいなあ、といふのが見つかりましたので続けて折りをみて聞きませう。
これもまへに書いたかもしれないんだけど、実はマイルス・デイヴィス(以前はマイルス・デイビスと書いてましたが、wikipediaではデイヴィスなので踏襲します)は「オン・ザ・コーナー」つてのが一番面白い。あんまりトランペットを吹いてないみたいですが、スリルがあつて、良いですね。全体にやかましい曲が多いから顰蹙を買ふんぢやないでせうか。こんなのジャズぢやない、と。
序でにチャーリー・パーカーのベストみたいなのを落としたカセットを買物へ出たときにかけてみたら、なんと、恐らく生バンドのジャズを聞かせるライヴハウスなんかで演奏してるジャズつて、みーんなチャーリー・パーカーの模倣ぢやねえの?と思つてしまひました。だつたら、チャーリー・パーカー聞いてりやいいのに、とも。
更に序でに、hiko8さんも好きなジャコ・パストリアスのアルバムに「Donna Lee」つてありましたよね、あれはチャーリー・パーカーの曲だといふことになつてるさうですが、実はマイルス・デイヴィスの曲なんだ、つてwikipediaに出てました。ちよつと複雑な気分。
もひとつ序でに。マイルスの「イン・ア・サイレントウェイ」つていふアルバム。ピーター・バラカン氏が「人生観が変る」ほど素晴らしい、と言つたとかいふんで、以前買つて聞きました。ピーター・バラカン先生のご意見には共感するものもあつたので。ですが、全然詰まらない。ウェザー・リポートのはうが断然いい。どこがそんなにいいのか、修行のやうに聞くことがありますが、未だにピンと来ない。