2005-05-19

もう一つのブログ、その後

作り直して再出発、の筈だつたのに、……前から呑み込み難かつた「私リスト」つてのを敢へて作つて見たのは、結構「月刊彦七新聞」は本とかビデオ・DVD、音楽CDなんかのコメントが多いから、それを整理してこの「COCOA」とは別に出来ればいいかな、と考へたのが間違つてた。
ピンク・フロイドのCDに短いコメントを書いてリストにしたのに、そこには行けないでAmazonで検索して「見つかりません」なんて余計なコメントを貰つちまふのだ。どういふこつた?
やつぱ使へねえなあ。便利さうな機能があつても、その説明が解らん。
HPとは別にこのプログをやるのか、行き来すんのか。その辺、はつきり。……行き来しよう、どうやるかは、少し考へて、6月までに。

2005-05-06

なるべく予備知識なしで、なんでも

取り敢へず映画とかビデオとかは見る前にいろいろ予備知識が入つてしまふと、どこまで自分の目で見てんのか解らなくなることがあるから注意しよう、と思つたのは「ハイド・アンド・シーク」を見た後で、この映画についてオレはロバート・デ・ニーロが出てる怖い映画らしい、といふ予備知識しかなくて、具体的にどんな状態で見たのか、つていふところから話を始めよう。イオンは毎月1日が1,000円で見られる日で、他にも1,000円の日はあるけれど、たまたま今月1日はその前の「みどりの日」から3連休が取れた最後の日で、ま、それなりに連休中はあちこち移動して、ネタも尽き(先立つものがあれば大丈夫なんだけど……)、ちやうど前々日にクローネンベルクで「ふたりはプリキュア」の着ぐるみ見てたし、イオン・シネマで(コロナでは「ふたりはプリキュア」をやつてない!)アニメをやつてて、しかも大人も1,000円といふことだから、と出掛け、でもお供で見るアニメに3,000円掛けるのはちよつと惜しいから、カミさんと子どもが2人で見ることにして、オレは本とかCDとか見て時間潰して、なんなら一旦帰つて迎へに来てもいいし、といふ話になつてゐた、チケットを買ふまでは。
予想してたほどはチケット売り場も混雑してなくて、「MASK2」は満席だつたけど、満席ぢやない映画があつたら見るかな、と、そこで初めて「ハイド・アンド・シーク」が浮上した。「ブリキュア」よりも長くて、始まりも遅いんだけど、どうするか、について一応の取り決めをして、会場へ。場所はよかつた。Hだつたけど、FGHIJくらゐのところが見やすいかも知れない。それより下だと通路を無遠慮に通る人が邪魔になるし(屈まないから、最近の人は、全然!)、上だと見下ろす感じが強いかも。どつちにしても入りは半分に満たない感じで、ゆつくり見られたけど、後ろがねえ。そんで左隣がねえ。
後ろが女子中学生の2〜5人組。終つてからも確かめたわけぢやないから人数は怪しいけど、兎に角オレの真後ろがヒドい。座席はまあまあ前後に余裕があると思ひます、イオン・シネマは。コロナみたいに傾斜がきつくないから気に入つてるし。ただ、前を人が通るにはちよつと狭いかも知れない。でも、足を組み替へて背凭れに当たりはしない、……筈なのにゴンゴン当たる。それに煩い。喋りつ放し。始まつてもやめなかつたら、注意するかんな、と決意したくらゐだ。でも上映中は喋らなかつたから、まあ勘弁するけど、左の席の人がまあ、始まつた途端に寝てんだ。居眠り。20分くらゐ寝てたね、計つてたわけぢやないけど。鼾はかかなかつたけど、SEのない場面で寝息がとつても気になりました。「ハイド・アンド・シーク」つて隠れんぼのことなんだつてね。ハイドは恐らく含みとして。
さて中身。落ちがあるんで説明しちやふと興を削ぐ。ただ、少し前に「フロイト先生のウソ」(ロルフ・デーゲン著/文春文庫)つていふ本を読んだばかりなんで、うーん、つていふ設定だね。辻褄はあつてるんだらう、たぶん。女の子役は「アイ・アム・サム」に出てたさうです。いい顔する。目も口も。一つだけ気になるのは、蝶を追つて林の中へ入つて行く回想風の場面で、あのホコラみたいなところから出て来た人影は頭髪の感じが違ふんぢやないか。あれは黒髪ではない、と見えたんだけど。いや少なくとも犯人の頭髪とは違ふ、と見た。
なかなか怖かつたです。でも「フロイト先生のウソ」読んだ後だし、かうした設定はありがちだから。逆にロバート・デ・ニーロはなんで出る気になつたんだらうと思つたし、デ・ニーロのトシでは子どもが小さくないかい?心理学教授ださうだから、研究に専念してたから結婚が遅くて、つていふことなのか。1,000円だつたからね、まだ。勿体ないとは思はない。
今年に入つて「ハウル」とこれと2本見て、スクリーンに目が慣れてないのを感じた。幅がテレビに慣れちまつてる。もつと見れば慣れるのだらうか。

ビデオの話が途中だつた

「スパイダーマン2」はその前に見て置かうと決めてた2作品を見たので安く借りられるまで待つて、DVDのはうを借りた。最近だと「マトリクス」がオレにとつてはさうだつたやうに(さうでない人も当然ゐるわけだし、けしてオレの意見が正しいとは思つてませんが、)「2」が「1」よりも失速することが多いんだけど、これは落胆することはなかつた。ぢやあ「1」より面白いかと言へば、それはなんとも言へない。
で、「ザ・ギフト」のつづき。インターネットで映画のデータを検索する時によく使ふサイトが2つあつて、そのうちの個人のサイトではなくて、感想なんかをメールで送れるはうで「ザ・ギフト」を調べたら、何人かの意見の中に音がなんとも怖がらせてるのがどうも、みたいなのがあつたけど、生憎音は絞つてゐたのでそれについては解らない。でも、ケイト・ブランシェットはいい。なんでだか解らないけど、いい。なのに名前すら知らなかつたんだから、随分ビデオや映画から遠ざかつてたなあ、と感じる。もともと役者さんの名前を覚えるのが苦手だ、つてことはHPで書いたけど、それにHPでも書いたやうに「L.A.コンフィデンシャル」のケビン・スペイシーとかラッセル・クロウとか、名前も知らなかつたし、だからこの映画の前後から、話題になつたのを1年遅れとかで見る程度で、ビデオとか映画とかを見る時間がなくなつた、作れなくなつたのかも知れない。
で、「ザ・ミッシング」を借りてしまつた。ケイト・ブランシェット主演です。ロン・ハワード監督。トミー・リー・ジョーンズも出てます。長い。2時間以上ある。たつぷり見たなあ、と満足した。終盤までなんともやりきれない、カタルシスのない展開で、人生みたいな苦みがありましたが、ロン・ハワードつて、もう役者やつてないんだらうか。「アメリカン・グラフィティ」が最初で最後なんだらうか。今度、忘れなかつたら調べてみよう。……で、オレは全く無知だつたのだが、彼女は「ロード・オブ・ザ・リング」にも出てるんだ。結構、いろんな映画に出てる。こないだイオンでも上映してた「アビエイター」にも出てるんだけど、キャサリーン・ヘップバーンの役で。でも、これマーチン・少しエッチ、ぢやなかつたマーチン・スコセッシが監督でデカプリオも出てんだよなあ。ちよつと抵抗あるなあ。インターネット情報ではケイト・ブランシェットのこと褒めてんだよなあ、かなり。
おつと、「シンプル・プラン」のことを忘れてるぞ。これはですね、役者とか絵的な面ではいいんだけど、ストーリーで納得出来ないことがある。クリント・イーストウッドの「ミスティック・リバー」もさうだつたけど、やつぱストーリーを重視する、といふか全体の拠り所、骨格として据ゑるなら「なんで?」つてのがあつたらマズいと思ふ。「シンプル・プラン」の殺人の動機は同調出来なかつた。しやうがねえよなあ、やつちやあいけねえことだけど、これぢやあなあ、つてのが主人公たちに「ない」。教科書的な意味で言つてるんぢやなくて、オレには納得いかなかつた。これは昔読んだ松本清張のなんとかいふ短篇で、窮地に追ひ込まれる主人公の小狡さが鼻持ちならなくて破つて捨てちまひ、それ以来氏の小説は読んでないんだけど、それほどではないけどね。
途中だつたのは、ここまででどうにか区切りが付いたかな。
そしたら、次は映画館で見た「ハイド・アンド・シーク」のこととレンタルDVDの「ザ・ミッシング」のこと。

2005-05-05

MOTTOは終りました

OCNのブログも作り直して、でもまだ停止中で記事はありません。記事を一つこつちへ移しました。
MOTTOは削除し、記事もこつちに移してあります。
いまブログはこの COCOA だけ。暫くこれとホームページで行きます。
ホームページは「もつと」のはうを少しづつ更新し、後は「おまこ」を書き足したり、或は以前、ワープロ版でやつてた特集みたいなことも思ひ付いたらやりたいし、いづれにしても「顔」、彦七への入り口として存続しますが、実質「月刊彦七新聞」はこの「COCOA」のはうになります。
……とは言つても、これもいまさう思つてるだけだから。どうなることやら。

2005-05-02

中途半端になつてるビデオの感想とか、

一昨日イオン太田で見て来た「ハイド・アンド・シーク」のこととか、誤字脱字の訂正とか、買つたCD、レンタルで聞いたCD、DVDもある。この連休中になんとかやつてしまはう。
と、OCNのブログは止めてしまはうか。記事はどうするか。
と、MOTTOも止めよう。面倒臭いから。