2006-04-29

ウィリアム・モリス展を見て来ました

本物を見る機会は必要だ、と考へます。本物と言ふか、現物ですかね。見たことがある、と、ない、の違ひは大きいと思ふ。ウィリアム・モリスが作つたもの、壁紙のデザインとか、カーテンとかは見たことがあつても、それを作つた人の名前、デザインしたウィリアム・モリスや製造したモリス商会の名前は余り知られてゐないのではないか。いやあ、大抵知つてる、かな?……それで館林の県立美術館でやつてるウィリアム・モリス展を見て来ました。美術館のあの付近は、よく走つたんだよねえ。すつかり綺麗になつてしまつて、前はホントにただの空き地だつたのに。展覧会では小2の娘が気に入つたの(「ロウデン」)もあつて、よかつた。ロセッティの絵がパステルだとは思はなかつたです。

2006-04-25

月刊彦七新聞修正しました

と言つてもcontentsの「05年01月」が2つあつたのを「06年01月」に直しただけですが、……。

2006-04-23

1時間07分35秒

種目別順位197位。単純に種目と言ふと「12Km」のことだと思ふんだけど、それだと1520人参加してるから、その中で197位とは考へられない。たぶん「12Km男子50歳代」の中での順位だらう。それだと325人だから。総合順位は(たぶん「12Km」)785位。本日、第7回前橋シティマラソンに参加した結果です。因みに前々回(第5回で、前回つまり第6回は仕事の都合で参加出来なかつた)は1時間07分19秒、231位。順位だけは上がりました。更に初参加した第4回は323位で1時間05分03秒。1時間の壁が破れない。兎に角けふは思ふやうに走れなかつた。何度ももう歩かうと思つた。やつぱ走り方だよなあ。フラット走法がまだよく解らないから。10年もやつて来た走り方を変へる、つてのは簡単には行かないぜ。

2006-04-20

青いターバンの娘

といふ題名で覚えてゐたし、この絵が日本に来た時(どうしても本物が見たくて大阪まで見に行つたのは、今後は国外には出さないとオランダ政府の発表があつたから)もその題名だつた筈なのに、映画の題は「真珠の耳飾りの少女」。中央公論社の「フェルメール全作品」でも「ターバンの娘(真珠の耳飾りの少女)」となつてゐる。「シッピング・ニュース」と「ケロロ軍曹1」と一緒借りて来たDVDの一つ。フェルメールはもう少し太つてないかなあ。と言ふか、がつしりした体格に見えるんだけど、「絵画芸術」の後ろ向きの画家が本人だつたとしてね。それとフェルメールは現存する作品は少ないけど、生前から人気があつて意外に作品数は多かつたのではないか、と今では考へられてるのでは?売れつ子だつたから、生活は結構裕福だつた、とも。贋作が多いらしいのはそのせゐだらうし。現存する作品は凡て奥さんがフェルメールの死後に買ひ集めたもの、と何かで読んだ気がする。作品が少ないから寡作な芸術家つぽい人物を想像をしたのかも知れないけど。原作がさうなのか、その辺は解らない。冒頭から如何にもフェルメール風の色彩でわくわくするけど、考証面ではちよつとこの映画は違ふんぢやないか。スカーレット・ヨハンソンはすごく綺麗だけど、残念ながら絵の女の子とは印象が似ても似つかない。もつと幼いと思ひます。

2006-04-19

マーフィの戦ひ

これはピーター・オトゥールの主演映画で、他に誰かが出てゐた記憶がない。ピーター・オトゥールと言へば、誰だつて「アラビアのロレンス」を挙げますね。こんなに捻くれたオレでも、ベスト10に入れるでせう。ロレンスの生活を垣間見せる冒頭の、バイクに乗つてるシーンから、ガラッと変はつてアラビアの戦場になつて、大好きなアンソニー・クインも出てるし、たぶん……だけどロレンスは恥辱を受けるよね。男色なのか性的拷問なのか解んないけど、枝葉末端の話ですが。「アラビアのロレンス」よりも、こつちを先に見てたかも知れない。実にいい映画なのです。弟と一緒に見たと思ふ。確認してないけど、たぶん、ね。たつた一人で壊れた(?)飛行機を修理して敵機と戦はうとする男の話なのです。そんな徒労としか見えない行動が虚しくて、どこか滑稽なんだけと、なぜか奮ひ立たせるんだなあ、オレも頑張るぞ、つて。これが中古のDVDで7,500円ですよ。もう一度見たいな、と思つてAmazonで検索したら。

いつからだらう

もうだいぶ前からだけど、テレビ・コマーシャルでビリー・ジョエルの「Piano Man」が流れる。東京電力かなあ。東京ガスかなあ。懐かしいねえ。この曲は好きだ。ビリー・ジョエルはあんまり好きぢやないんだ。判官贔屓と言ふか(これは「ハンガンビイキ」ぢやなくて「ハウグワンビイキ」なのださうだ、ことえりでもそれで変換したし、さう言へばさうだよなあ、題名は忘れちまつたけど、落語で植木屋とそこの主人とのやり取りの中で「九郎判官義経=クラウハウグワンヨシツネ」と言ふし、調べたい人は岩波の国語辞典か広辞苑をどうぞ、逆にそんなことも知らなかつたの?と言はれたりして、……)、有名になつてしまふと興味がなくなる、みたいなオレの性分もあるだらうね。オレが中学ん時だから、もう30年以上前の曲ですよ。その後のビリー・ジョエルのご活躍は存じ上げてをりますが、勿論好きな曲もありますが、やつぱり「Piano Man」でせう。ウルフマンジャックが「ビリー・ジョー」つて言ふんだよ、FENでさあ、だからレコード屋で聞くわけだ「ビリー・ジョーのビアノ・マンつて言ふ曲なんですけど、」と。すると解らない。首傾げちやふ。昔はロック聞いてるなんて不良と一緒の扱ひで、洋楽の歌手の名前や曲名なんか店員が知らなくても平気なんだいね。で、どういふ曲ですかあ、なんて興味なさ気に聞くんだ。で、こつちがフレーズを口ずさむと余計に解らない顔すんだよねえ。だつたら歌はせんな、つての。
で、全然関係ないんだけど、「シッピング・ニュース」を見たのですよ。ケビン・スペイシーが出てゐて、なかなかよかつた。映画そのものもよかつた。「LAコンフィデンシャル」で初めて見た時はラッセル・クロウと区別付かなかつたけど、録画したビデオで2回目に見て、いい顔してんなあ、と思ひました。ハンサムとか2枚目とかでなく。表情ですね。一方のラッセル・クロウはその後いろいろ出てゐるやうですが、どうにも頭が悪さうで嫌ひだ。お目当ては勿論ケイト・ブランシェットで、「ザ・ギフト」の直ぐ後の映画なんですね、これ。まるで別人で性悪女やつてます。意外に太つて見えたのは、さういふ工夫もしたのでせうが、体重増やしてると思ふなあ。肉感的な感じがないと、役柄がウソになる。最初のはうの、ほんの20分くらゐでしたかね、出番は。でも強烈でした。

2006-04-13

燗酒に戻るぞオ

などと意気込むことはないのだ。ただずゐぶん久しいあひだ冷酒だの、冷や酒だのを飲み、燗酒を避けて来たのには特別な意味があるからぢやなく、どういふわけか鼻が詰まり易くなるからだ。ところでフィオーリさん、さうです、それがキンボールです。漸く一昨日辺りから階段の上り下りが苦にならなくなりました。が、冷たい酒は飲み過ぎてしまふんだよ、どうも。で、ゆふべ電子レンジで燗をして見た。始めは1分。ちよつとぬるい。次は1分20秒。こんなもんかなあ。1分30秒は、けふやつて見よう。浅見さんは燗酒はにほひが強くなるから飲めない、つて言つたよね。そのせゐかなあ。元気ですか?なんて言つても読んでるわけねえよな。

2006-04-08

太腿が痛くて堪らない

キンボールつてのをやつたのだ、5日の日に。職場のレクリエーション、研修と親睦を目的として、つていふヤツで。ハードだつた。4人1組なんだけど、他のチームは6人で交代ありだつたけど、うちらのチームは交代なしのフル出場。未だに階段を下りるのが辛い。