2016-05-26

盛京亭の焼きそばが旨い

先週の金曜とけふ、続けて織姫の帰りに盛京亭で焼きそばを食べた。先週は醤油焼きそばでけふは塩焼きそば。ソース焼きそばはメニューにない。醤油も旨かつたけど、けふの塩も旨かつた。スープが付くといいんだけど。こんな風に書くと頻繁に外食してるみたいで気が引けるが、基本は家で納豆ご飯かインスタント・ラーメン、ご飯の残りが冷蔵庫にあればチャーハンを作つて食べてゐるので、たまにはいいでせう。

2016-05-23

虎谷が閉店した話

先月の20日に全店営業を終了してしまつた。足利では結構古い菓子屋で、香雲堂と同じくらゐ知られてると思ふ。昭和13(1938)年からだといふから、78年間。特に好きだつたワケではないが、ミート・サブレと巨石せんべいはもう食べられなくなつたんだなあ。

2016-05-19

新緑の頃

今時分のことを新緑といふんだと思ふけど、いま頃が一年のあひだでは一番好きだ。梅雨に入るまへ、緑がだんだん深くなつて行くし、暑い日もあるけど蒸してはゐないし、だんだん夏に向けて行く勢ひを感じる。紅葉の頃よりも、いまの新緑のはうが好い。

2016-05-14

わ、爪切り小父さんだ

こんな偶然あるか。けふ、湯楽部でモンゴル式サウナにゆつくり(1時間半くらゐ)入つて、下の大浴場へ。アクアなんとかやら、小一時間湯に浸かり、さて体でも洗ふか、と頭を洗ひ、体を洗つてる途中で、一つ置いた蛇口のところへ来たのは、やつぱり爪切り小父さんだつた。
このまへに来たときも、オレはたまたま同じところで洗つてゐて、その一つ置いたところに爪切り小父さんが来たのだつた。
こんな偶然てあるんだねえ。
なんかイヤなんだよね。もつと離れてほしいんだ。爪が飛ぶんぢやないかと気になる。
シャワーを爪を切る辺りに当てて流してるんだけど、なーんかね。飛んで来るんぢやないか、と。シャワー浴びながらジャーつて小便垂れ流してるオッサンがゐるらしいけど、本人がさう言つてたから間違ひないし、それを聞いてから、湯楽部では絶対顔を合はせたくないし、いまのところ大丈夫なんだけど。
けふはモンゴル式サウナでも若い衆が女の子連れでペチヤクチヤ喋つてゐて五月蝿かつたし、きのふはサンキで小母ちやんがずつと喋つてたし、どうしてかう、喋り続ける人たちがゐるんだらう、五月蝿くて適はん。
静かにしろよ、おまへらの知り合ひだけがゐるんぢやないぞ。世間といふ、見ず知らずの人たちもをるんやで。わきまへろ、坊主、お嬢ちやん、小母はん。黙つとれ。

2016-05-12

そのまたつづき

ひつこく「裏切りのサーカス」のことで、この映画で気に入つてるところは男女の絡みのシーンが極端に少ないことで、殆どの映画が、ホラーものでもサスペンスものでも、ゾンビものでさへ、男女が抱き合つてキスしてベッドで懇ろになつて、といふイチャ付く場面があり、ウンザリだし、他にやることはないんか、或はさう思はせる場面の撮り方はないんか、わざわざ裸にならんでもええよ、と、そのたんびに思ふんだけど、これには一箇所だけだ。でも、これすらも要らないと思ふんだよね。工作官のリッキーとソ連(前回ロシアつて書いたけど、設定ではソ連みたいだ)の情報部員イリーナとのことはスマイリーとの会話の中なので、深い仲になつたと話せば済むでせう。
最後に一つ。外務次官のオリヴィア役サイモン・マクバーニー(1957年生まれ)なんだけど、ロマン・ポランスキー(1933年生まれ)に似てる、つて話はまへにも書いたかもしれない。

2016-05-11

きのふのつづき

もしかしたら、ジョン・ル・カレの本で読んだのは「死者にかかってきた電話」かも知れない。ハヤカワの単行本で持つてゐたと思ふんだけど、兎に角、大昔、20代の始めの頃の話だからなあ。
この「裏切りのサーカス」は2011年のイギリス、フランス、ドイツの合作映画だ。サーカスつてのはイギリス諜報部のことを指すやうで、裏切りとは勿論、映画の中で「もぐら」と呼ばれるロシアに通じてゐる二重スパイのこと。でも、原作の「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」のはうが題名としては好みだな。
登場人物が暗号名で呼ばれたり、名前で呼ばれたりするから、一度見ただけでは誰が誰かよく解らなくて、二度目で漸く、さういふことなのかと思ふ。映画館で見たらきつとよく解らないままだらう。結末まで見れば誰が裏切つてるのかは解るけど。
きのふ見て気づいたのは、同性愛者の人物設定があることだつたが、なんと、これはwikipediaのキャスト説明のところに出てゐたのを見落としてゐたのだつた。もぐら探しをすることになるスマイリー=ゲイリー・オールドマンを手伝ふ役のピーター・ギラムの項にはつきり書いてあつた。ビル・ヘイドン役のコリン・ファースのところには両性愛者と。ジム・プリドー役のマーク・ストロングのところのヘイドンの「親友」といふのは、まあ、さういふ意味なんだらう。そんな雰囲気の場面がある。
序でに、昔のフランス映画に出てきたシトロエンのDSパラスが使はれてゐて、懐かしかつた。

2016-05-10

裏切りのサーカスといふ映画から話がズレて行く

この映画はジョン・ル・カレ、「寒い国から帰ってきたスパイ」といふミステリを書いた人で、たぶんこれは持つてゐたし読んだことがあると思ふが内容に就いては殆ど記憶になくて植草甚一の「雨降りだからミステリーでも勉強しよう」で有望な新人として取り上げてゐるけれど、彼(洒落じやなく)が書いた「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」が原作だ。原作を読んでみたい気もするが、なにか他のDVDをむ借りたときに予告で見て面白さうだなあ、と思つてゐて、それは別に書き留めたりもしなかつたが、また別のDVDの予告で見て、やつぱり面白さうだからとメモして借りて来たのだ。
監督はトーマス・アルフレッドソンといふスウェーデンの人で、この映画のまへに「ぼくのエリ 200歳の少女」といふバンパイア映画を撮つて名前を知られるやうになつたらしい。これはアメリカでリメイクされて、あの、キック・アスの女の子、クロエ・グレース・モレッツが出てゐて「モールス」といふ題名だ。これも頻繁にレンタルDVDの予告で見た気がするが、もう既に話が逸れてゐる。逸れた序でに、この「ぼくのエリ 200歳の少女」つていふのには原作があつて、スウェーデンの作家でヨン・アイヴィデ・リングヴィストといふ人の「モールス」、スウェーデン語にはaのうへに○や‥が付いてるのがあつて書くのが面倒だから英語の題名だとLet the Right One It。モールスと全然違ふぢやねえか、と怒りたくなるが、これは意味が「正しき者を招き入れよ」といふんださうで、原作と脚本を書いたヨン・アイヴィデ・リングヴィストはモリッシーのファンで、これがモリッシーの曲名を元にしてるとWikipediaには載つてゐて、しかもオレが持つてる唯一のCD「ビバ・ヘイト」の曲だ(と思ひ込んでしまつたが、どうも違ふやうで、後からいろいろ検索してもそんなことはどこにも一言も書いてない)といふので探したけど見つからないんだよ、こんな題名の曲が。主な、と言ふか幾つかモリッシーのCDを検索したけど見つからない。原曲は微妙に違つてLet the Right One Slip Itつていふやうだけど、見当たらない。これを探してるとまた半日くらゐたつてしまふから、後まはしにする。
なぜ「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」が「裏切りのサーカス」になるのか解らないが、映画の中でそれぞれティンカー、テイラー、ソルジャーと呼ばれるスパイたちが出て来るので、原題のはうが自然だと思ふけど、かういふ意訳の突飛さに屢々驚くことがあるけれども、さうだ、例へば「遊星からの物体X」なんて元は「The Thing」つていふんだぜ。どこから捻り出したんだか、この映画についても明日か明後日書くと思ふので飛ばすが、この「裏切りのサーカス」は監督がスウェーデンの人だと書いたけど、出てるのはイギリスの俳優が多い。
主役はゲイリー・オールドマンといふ、役者仲間にファンがゐるらしいがオレにとつてはシド・ヴィシャスを演じた人。と、コリン・ファース。wikipediaによれば映画「真珠の耳飾りの少女」でフェルメール役を演じてたさうなんだけど、まつたく記憶にない。先づ、この題名がダメで、フェルメールのリ・クリエイト展のときにhiko8さんとも話したけど「青いターバンの娘」が正しいんだよ。いつから真珠の耳飾りになつたのか知らないが、原題をいつか調べようと思ひつつ、そのままだ。これも後まはし。
他にはジョン・ハート。エレファント・マンとか、エイリアンとか、1984にも出てる。それとトビー・ジョーンズ。スティーブン・キング原作の映画「ミスト」でスーパーの店長役で出てる人だ。あとマーク・ストロング。キック・アスに出てるし、ガイ・リッチー(この人もイギリス人だ)が監督した「シャーロック・ホームズ」に出てゐたね。
ああ、ここまで書いて来て、なにが書きたかつたのか、もう解らなくなつてる。
小休止しよう、腹も減つたし。

2016-05-07

尻が痛くて困る


をととひの夜遅く、録画した「るろうに剣心─明治剣客浪漫譚」(第1作目)をパソコンで見てゐて、終りに近づいた頃、途中休憩は勿論挟む(2時間なんて見てられない、そんな集中力はない、精々1時間、60分が限度だ)けど、おんなじ姿勢で見てるから、うーんと体を反らせた途端、椅子から転げ落ちた。休憩後に少しづつまへへ出てゐたのかも知れん、いまから思へば。座面の端のはうに掛けてゐたのが良くなかつた。ほかにはどこもぶつけてないやうだけど、強か左の尻を打ち、以来椅子に座ると痛くて堪らん。きのふはハローワークで手続きしながら痛くてじつとしてるのが辛かつた。けふはだいぶいいんだけど。

2016-05-05

凛、再訪

冷したぬきに温泉卵が乗つてる「月夜のたぬき」だつたかを食べた。お袋はぶつたけとろろ。旨いなあ。続けて食べても旨いと思つた。けむりやまで行かなくてもいいなあ、近いし、歩いて行けるし、今度は夜、飲みに行かう。

2016-05-04

凛のざるそば

実家の近くにあるhiko8さんの同級生がやつてる蕎麦屋さんで昼飯を食べた。GWに休みで実家にゐるなんて、何年振りだらう。何十年振りかな。お袋さんを縁者の葬儀に送つて、一人で昼飯だつた。最初はけむりやへ向かつたけど、混んでるみたいで、まあ、入れば一人だから相席でも座れないこともないとは思つたけど、無性に凛に行きたくなつた。
大ざる頼んで食べたんだけど、旨い。けむりやも旨いけど、汁がいいね、hiko8さんが言つてたけど、ちよつと辛めで、なんだらう、何節?のいい香りがする。蕎麦もまへに食べたときよりも旨かつた気がする。満足。それに色もまへより黒つぽかつたなあ。三合盛りも食へさうな気がした。まはりはセットの丼付きを食べてる人が多かつた。限定五食の十割蕎麦を食べたいね。明日も行くかな。

2016-05-03

橋向かうはイベントやつてるんだ

知らなかつた。田中橋を渡つた周辺とか、中橋(山極さん、間違ひなく「なかばし」でした、橋の手前左に交番があつて、そのほんのちよつと手前の右側に植え込みの中に表示が出てゐて「中橋通りNakabashi-dori」と書いてあります! )の袂くらゐだと思つてた。
違ふんだね、けふ大安だから織姫に出掛けて、行きは渡良瀬橋のはうから向かつたので神社が結構混んでるな、いやいや、かなり込んでるな、と思つて、あの山の上の駐車場が満車で、なんと空き待ちの車が入口のところに10台くらゐ、かう路駐みたいに繋がつてゐて吃驚したけど、足短の体育館のはうをまはつて下り、工事中の日赤の脇を抜け、恩人竹一さんの店の前を通らうとしたら、店の反対側の駐車場に椅子やテーブルが一杯出てゐて縁日みたいになつてゐた。竹一さんのご主人も見掛けたが、こつちはまだとても声を掛けられる状態ではないので軽く会釈して通り過ぎ、フレッセイの裏に出たらまるで路上の飲み屋街、たくさんの椅子とテーブルが並んでゐて、車は進入禁止になつてゐる。人が一杯で座るところがないくらゐ。ひえー、まつたく知らなかつた。こんなことをしてゐたのか足利は。これ、毎年、GWにやるんだらうか。だつたら、来年は来てみたいなあ。