the who

amazonのカートからは外してしまつたけど、whoが好きだね。勿論、kinksもいい、確かに。victoriaなんて何回聞いたか、わからん。
whoのlive at leeds聞いてると、お気に入りのキース・ムーンのドラムが派手だから、ついついそつちに気を取られてしまふけれども、ジョン・エントウィッスルのベースもなかなかスリリングなのだ。ベースの音があまり聞こえないバンドもあるんだけど、ジョンのは聞こえる。
フリーのall right nowでのアンディ・フレーザーのベースがすごくカッコいいんだけど、ジョンもいいね。
アンディ・フレーザーは18だつけ?当時。信じられないねえ。
で、最近、echo&bunnymanを集めようかと思つてるのだ。斎木さんから貰つた「heaven up here 」と「porcupine」のカセットをMDまでは落したんだけど、それをCDに焼くのが面倒で、どうしても車で聞きたい、iPodで聞きたいから、「all my colour」を。
中野サンプラザで見たんだ。エコバニ。
amazonのレビューにあつたけど、さう、確かにU2とデビューは同じくらゐだね。オレはエコバニが気に入り、U2はあんまり、だつた。U2はイーノがプロデュースした「炎」だつたな、あのへんからだ。それから遡つて「sunday bloody sunday」とか「new years day」かとを聞いて、いいねえ、このギターもいいねえ、と。
話が逸れちまつたけど、いまwhoが来日してるのか、近々来るのか。ピート・タウンゼントの、タウンゼントつて言ふと、ボクシングのトレーナーのタウンゼントさんの顔が浮かぶけど、「現人神」つていふソロを持つてて、いいんだ、これが。キースのソロも持つてた。ああ、ほしいなあ、CDで。
さうだね、U2とエコバニは近いかも知れないね。……ついつい判官贔屓の気性が沸々と。

またしてもマウスがをかしい

丸い小さなボールで上下左右にカーソルが動かせるワケさ、ホントは。しかし、……下へは動かない。上と左右はOK。さうねえ、もう一週間くらゐか。虹色のグルグルも相変らず頻繁に登場し、ゲンナリだな。ずゐぶんまへにも変だつたけど、やつぱり中古は駄目なんかなあ。OSのせゐぢやなく。本体とマウスはセットだつたから。よーく思ひだしてみよう、PowerBookG3でPantherはそんなに快適だつたのか。隣の芝生ぢやないのか。……グルグルはなかつたね、こんなに頻繁に。それと、Pantherの「ことえり」のはうが変換がオレ向きだつた。

いはゆるロス疑惑について読み直し

文春の記事を纏めた「総集編・疑惑の銃弾」は2003.08.27に（確か渋川のBookOff で50円で）購入し、丸二日かけて読んだ。そのまへに島田荘司の「三浦和義事件」を館林の図書館て借りて読んでゐる。文春の記事も掲載時に読んだ覚えがある。そもそも一美さんを乗せたヘリが日本に到着したときのテレビ報道を見てゐるのだ。トゥナイトといふ深夜の番組に出た三浦和義と文春の記者の遣り取りも見てゐる。
兎に角、話題になつてゐた。異常なくらゐ。当時はおおかたの意見と同様、三浦和義犯人説を疑はなかつた。
しかし、いまでは違ふ。また一通り「総集編・疑惑の銃弾」を読み直し、島田荘司の「三浦和義事件」の「裁判」部分をざつと読んでみた。やはり犯人ではない、と思ふ。肝心なところは次の点だ。銃撃事件のとき、現場北にある駐車場のマネージャーが三浦の証言したグリーンの車を目撃してゐること。運転してゐた男は証言通り、髪をポニーテイルにし、フーマンチューのやうな髭をはやした白人だつたこと。その車と人物は何度もその付近で見掛けてゐ、しかし事件以後まつたく見なくなつたこと。また、なぜ一美さんが頭を撃たれたのかと言ふと、一美さんのはうが犯人の近くにゐただけだ。これらのことは「総集編・疑惑の銃弾」では一切、取り上げてゐない。つまりマスコミ報道されてゐないといふことだ。
そして白石千鶴子さんの歯形と「ジェーン・ドゥ・88」の歯形は一致したわけではないこと。白石千鶴子さんは生きてゐる可能性があること。
なぜ三浦和義が自殺したのかは解らないけれども、犯人ではない、と信じる。

午後から写楽を見てきた

足利市美術館で写楽と歌麿、北斎、広重の浮世絵四人展をやつてて、娘と行く気でゐたけど、その気がないらしいので、一人で行つて来た。
写楽については、写楽は誰かといふ問題があり、正解はどうでも、オレは池田満寿夫の推理が一番気に入つてゐる。さう、大首絵の一期のみが謎の絵師写楽だよ。けふ実物を見て確信したね。二期は全身になるので特徴的な顔と手のバランスは普通だし、三期は恐らく模倣だ。
いづれにしてもA4サイズくらゐの大きさで、大きいのは少なく、精々A3（北斎と広重の肉筆が掛軸が10幅くらゐあつたけど）、しかも作品保護のため照明が落されてるから、よく見えないんだ。何度も眼鏡を外して近づくしかなかつた。
写楽については、写楽そつくり、なんていふ趣向もあつたけど、そつくりぢやあないよ。豊国とか、上手いでせうに。写楽はけして絵が上手いワケぢやない。
けふは特に歌麿に驚いた。北斎も、ちよつと改めて。と言ふのは、北斎は最近、一、二年のあひだに同じ足利市美術館で見てるのだ。
なにに驚いたのか。
木版画なんだよ、浮世絵は。肉筆でないものは、木版ですから、木を彫り、色を付けて刷るといふ作業を絵師以外の人がするワケだ。この技術に驚く。A4ですよ。みなさん、よおく思ひ浮かべて下さい。あなたのイメージにある北斎の神奈川沖、赤富士、広重の日本橋、写楽、歌麿、みーんな精々A4サイズですよ。そこに書き込まれてるワケですよ。
例へば、そこに美人画だつたら、女の顔があつて、髪のはえぎはの細かい線を彫る、その無名の彫師の技術に感嘆する。そして、そこにぴつたり合せて刷る無名の刷師に脱帽。それらは凡て無名の職人さんの仕事ですからね。
展示作品には状態にバラツキがあるけど、奇麗な仕上がりのものを見ると、手仕事とは思へない。それほど細かい。色のズレさへない。ズレてると、ああ、これは版画なんだよなあ、と思ふくらゐ。そんなところに気を取られてたから、見終はるのに2時間近く掛かつてしまつた。

ゆきがかり上、触れねばなるまい

三浦和義氏が自殺した。これでおおかたの意見として、やつぱりロス疑惑の犯人だつたのだ、といふ見方が強くなるでせう。逃げられないと思つて死んだ、と受け取る。文春やマスコミ報道の情報だけでなく、ぜひ島田荘司の「三浦和義事件」も読んだうへで、自分はかう思ふと発言してほしい。さて、オレももう一度読み返すかな。

早速、文真堂で見つけた

日出克（ヒデカツと読む）のアルバムはなかつたけど、沖縄ヒット・ソング・コレクションといふアルバムに入つてゐたので借りて来た。きのふ聞いたそのまんま。まへに何度も聞いてるはずなのに、なんで急にこんなに聞きたくなつたのか。
文真堂へ行くまへにBookOffを探したが、見つからなかつた。そのかはり、中町信の「天童駒殺人事件」を偶然見つけたので買つた。

sparksのルーツかブラジル国歌は、……と、全然関係ないミルクムナリといふ太鼓の曲について

けふ仕事でブラジル国歌を聞く機会があつて、あれえ、sparksみてーぢやん、と思つた。曲がね。propagandaの頃つてーか、最近のアルバム聞いてると、またpropagandaツぽくなつてるけどね。意外でした。と、序でに琉球太鼓を聞いたのだ。もともと太鼓は好きで、琉球太鼓の演奏は何度か見てるから、古い沖縄の民謡なんだらうな、くらゐに思つてゐて、でもいい曲だなあ、なんて曲ですか、つてテープ掛けてる人に聞いたら「ミルクムナリ」といふ曲だ、と。
で、これまでに解つたこと。民謡ではない。日出克といふ人が作つた曲で、この人は1961年生まれで、この「ミルクムナリ」は1993年の曲だ。iTunes Musicではヒットしないので試聴できないが、you tubeで「ミルクムナリ」を検索すると見つかる。日出克氏のライヴ映像もある。どこかで聞いたことがあるやうで、似たやうな曲を知つてゐるやうな気がするのに思ひ出せない。さうねえ、mike oldfieldも近いなあ。