2017-05-30

寒林スケートは傑作だ

さう聞えたんだらうなあ。そんで、カンディンスキーの「スキー」の部分がなんとなく曖昧で「寒林」の「寒」からの想像で、冬のスポーツの名前ぢやないか、スキーかスケートか、渋川は伊香保が近いせゐもあつて、きつとスケートだ、と。似たやうなことはある、知らない名前なんて出て来ないさ。

2017-05-29

40年位前、カンディンスキーを寒林スケートと言ってたね。

2017-05-27

クルシマス

母が、さう言つた。12月25日のことを言はうとしたらしい。
声に出すと吹き出してしまふ。

2017-05-25

ミント風味のシュガーレス清涼菓子

100%添加物で、食品らしい名称は見当たらないといふ驚愕の食べ物。食べ物と呼んでいいのかどうか判らないが、それがシュガーレス清涼菓子なのだつた。
煙草を吸ふ癖に口寂しいのか、ときどき飴を嘗めてゐたんだけど、砂糖の摂り過ぎが気になり、飴よりいいかな、と思つてFRISKを買つて嘗めてゐた。これも嘗めると言つていいのかどうか。まあ、旨いものぢやないけど、ちよつとスッキリするから気に入つてゐた。でもFRISKつて200円以上するし、半値の100円くらゐでMINTIAといふのをレジで見つけて、そつちに替へた。カテキンミント、コールドスマッシュ、ワイルド&クール、と幾つか替へてみたけど、味はどれも似たやうなものだ。
で、このあひだ添加物の本を借りて読んでから、ちよつと気になつて、裏を見ると、実は食品らしきものは何も入つてない清涼菓子なのだつた。
その内容は、と言ふと、
甘味料
ソルビトール=ブドウ糖に水素を添加して作られた糖アルコール。「もともと梨や林檎などに含まれている甘味成分」だとネットの記事にあつた。
アスパルテーム-L=合成甘味料
フェニルアラニン化合物=これも合成甘味料らしい。
アセスルファムK(カリウム)=砂糖の200倍の甘みがあるといふ合成甘味料。
香料。
微粒酸化ケイ素=ガラスの主成分。微粒二酸化ケイ素といふのが正式名らしいが、二酸化ケイ素はシリカゲルのことだと思ふ。煎餅や菓子の袋に入つてゐる「食べられません」と書いてある乾燥剤だ。「動物に経口投与した実験では、とくに毒性は認められていません」と、これもネットの記事にあつた。
ショ糖エステル=乳化剤。ショ糖脂肪酸エステル。「ショ糖(砂糖)と脂肪酸を合成させたモノであり、安全性は高いと、いえます」と、これもネット記事。「ただし、とりすぎると下痢をおこす心配があります」とも書いてあつた。
クチナシ青色系=着色剤。これはコールドスマッシュだつたかな。製品名によつて、この着色料は変る。
どうです?すべて添加物といふ奇々怪々な清涼菓子。
以来、買ふのを止めた。龍角散ののど飴にしました。まだ砂糖のはうがマシかな、と。飴なんか嘗めなくてもいいんだけど。

2017-05-21

井伏鱒二の本日休診のモデルになつた医師は吉岡町の人だつた

きのふ昼休みに会館の近くをウロウロしてたら、大きな石の碑のやうなものを見つけた。なんだらうと思つて見ると、井伏鱒二の本日休診のモデルになつたのは同級生だつた吉岡町の南雲今朝雄といふ医師で云々、と福田赳夫の名前が彫つてあつた。へーえ、さうなんだ。
本日休診は読んだことがないんだよなあ。でも意外だつた。

2017-05-16

ランナーには気をつけろ Watch That Runner

始めは、たまたまだらうと高を括つてゐた。まさかランナーではあるまい、恐らくジョガーだらうと踏んでゐた。或は軽いウォーキング。
しかし、いつまでもいつまでも喋り続けてゐる。相手が移動すれば、そこへ行つて話しかける。これは間違ひなく、お喋りマラソンランナーだと気がついた。たまにゐるんだ、かういふ人が。堪らん。
きのふ、久し振りに太田の湯楽部へ行つたときのことだ。湯に浸かつてゐると、入口のはうから話し声が聞こえて来て、やけに声が近いなあ、と思つたら、オレの真後ろ、浴槽の縁に腰掛けて話してゐるではないか。
大事な話なら仕方がない。いまこの場でないと話が出来ないといふのなら、我慢する。が、耳に入る内容はどうでもいいことのやうだ。いま、ここで話をしなくても、わざわざ反響しまくる風呂でなくても、脱衣所でもいいし、ほかに幾らでも場所はあるだらう。
話をするな、とは言はない。風呂で話をするな、とは言はない。少しはまはりを気にしてほしいといふだけだ。あんまり気になるので、サウナへ移動したら、今度はサウナにやつて来た。もう。仕方なくサウナを一旦諦め、露天風呂へ出て湯に浸かつた途端、今度は露天風呂へやつて来た。どこへ行けばいいんだよ。逃げ場がない。またサウナに戻ると、漸く追跡は止んだ。露天が気に入つたらしい。
よく聞えるんだよ、響いて。五月蝿いんだよ。こつちはのんびり風呂に浸かりたんだ、みーんな忘れて。
ジョギングやウォーキングなら、まだいい。挨拶したり、近況報告程度で終る。かはいいもんだ。ちよつと近所を4〜5km、くらゐのものだから。しかし、ランナーは気をつけないと。喋り続けるから。いつまでもいつまでも、42.195km喋り続けるなんて、ちつとも苦にならないんだから。

2017-05-12

新潟の米は旨かつた

9日、10日と新潟へ行つて来た。娘と会ふために。
電車で片道5時間。新幹線なんか勿体なくて使へない。各駅停車の旅。
久し振りの電車で不安がいつぱいだつたが、往復とも、なんの問題もなく移動できた。
乗り換へは2回だが、長岡駅で50分待ち。駅構内の立ち食ひ蕎麦屋で「月見たぬきふのり蕎麦」450円を食べる(布海苔そばとは何か、いまだによく判らない)。
宿泊先のホテルは駅から6kmも離れてゐる。駅前にすればよかつた、と、いまでは思つてゐるが、なるべく大学寄りを探したけれども、駅との中間ぐらゐのところにしかなくて、そこに決めたのだ。
少しでも近づくため越後線で3駅乗り継ぎ、そこから歩いた。凡そ40分。遠かつたなあ。チェックインして部屋に荷物を置くと直ぐに大浴場へ。部屋に戻つて娘からの連絡を待つ。メールが届き、タクシーで迎へに行く。まだ一箇月も経たないのに、近くへ来るまで娘が判らなかつた。なんてこつた。
パーマかけてたからね。一緒に寮へ歩き、部屋でWi-Fiルーターを繋いで使へるやうにする。ホテルへ戻り、予約をしたホテル内の和食屋さんで夕食。なかなか旨い料理だつた。
娘が言ふには、新潟の米は美味しいさうだが、こつちは酒飲んで摘んだだけで結局米は食べなかつた。
翌朝、娘は講義があるのでタクシーで大学へ。こつちは11時がチェックアウトだから、のんびり風呂に入らう。岩盤浴つてのがあつて、心地よくて一時間ほどゐた。それからサウナに入つて風呂入つて、一時間半くらゐ風呂で過ごす。10時にチェックアウト。
タクシーで駅まで行かうか迷つたけれども、タクシーを3回も使つて8,000円近い出費。駅まで歩くことにする。凡そ1時間10分で到着。途中、何度も新潟駅南口行きのバスに追ひ越された。さうだ、バスがあるんだ、今度来るときはバスを使はう。
発車時刻まで一時間ほどあつたので、駅ビル内で昼飯。
駅まで歩いたご褒美に昼飯を奮発。越後長岡小嶋屋といふ所で、たれかつ丼(小)とへぎそばのセット1,586円を食べる。娘の言ふ通り、ご飯が旨い。実に旨い。タレなんか要らないくらゐだよ。へぎそばは新潟の名物らしく、布海苔が入つてゐるらしいが、蕎麦粉100%といふので、よく意味が判らない。独特の香りがして、喉越しもよく、旨かつた。ビールも飲まうと思つたけど、これは我慢。
帰りは長岡で25分待ち。渋川到着は16:30。また行くぞ。今度はしつかり米を食べよう。