2013-12-24

You Tube めぐり

これがなかなか止められなくて夜更かしするのだ(と言つても、せいぜい11時)。あツといふまに1時間くらゐ経つてしまふからねえ。いろいろ書きたいことが溜まつてる。先づはpistols。god save the queenからpretty vacant、holidays in the sun、anarchy in the UK、次から次へと見てまはる。青春だつたなあ、と。

2013-12-23

瀧口修造展を見てきたぞお!

足利美術館で11月3日から12月23日まで「瀧口修造展」を開催してゐた。もつと早く行きたかつたのだが、なかなが時間が作れなくて、17日の休みに行つて来た。実物を見るのは初めて、といふ作家の作品が多く、 地方の美術館で見られるとは思はなかつた。ダリ、マグリット、エルンスト、ミロ、タンギー、マン・レイ、ベルメールなどのシュル・リアリストの作品をはじめ、クレーやピカソ、ジャコメッティまで広範囲な作家の作品が展示されてゐた。日本では、群馬出身の福沢一郎をはじめ、三木富雄、加納光於、中西夏之、駒井哲郎、もちろん滝口修造自身のデカルコマニーなども。贅沢な時間を過ごした。満足。

2013-12-20

銭湯でビックリ

実家の帰りにスーパー銭湯に寄つた。たまには広い浴槽にノビノビ浸かりたいので、月に2回くらゐは行くお気に入りの桐生のスーパー銭湯なのだ。
いつもの(だいたい決まつてゐる)順番で幾つかの風呂と低温サウナに入り、一番奥の洗ひ場で頭を洗つて体を洗はうとしたら、背中合はせに作られた洗ひ場の中間に置いてあるゴミ箱がガーンつて、こつちに飛ばされて来て、一瞬、うしろで洗つてる人がなにか気に入らなくて因縁でも付けようとしてるのかと思つた。鏡を見ると誰も後ろに映つてないので振り向くとおじさんがぶツ倒れてるではないか。思はず、大丈夫ですか、と声を掛けたら、うーん、と唸つて返事をしたけど心配なので、傍にゐた人に、ちよつと助けを呼んできますから見てて下さい、頼んで脱衣所まで行つて内線でフロントに電話した。戻ると、おじさんは座り込んでたけど、立てないみたいだ。立てますか?と聞くと、立ち上がらうとするが無理。いま人を呼んだので、それまでじつとしてたはうがいいですよ、傍にゐた人も、無理に立たないはうがいいよ。
係の人が来て、脱衣所まで連れて行つた。
たぶん大丈夫だらう、と思ひ、すつかり体が冷えてしまつたから手早く体を洗つて浴槽に。
ビツクリしたね、ホント。明日は我が身といふか、もうトシだから、気をつけないといけない。人ごとぢやねえよ。

2013-12-17

彼岸花の話がだいぶ遅くなつてしまつた

とつぜん咲く。彼岸の頃に矢場川添ひを走つてたら、茎だけで咲いてる花がある。葉つぱが一つもない花。ちやうど土手の刈り込みをやつてた頃で、その花だけがかう、勢ひよく伸びてる光景は異様で、驚くね。不気味とはまでは言はないが、怖い感じ。その花の名前を知らない、といふのも怖い、よりも呆れた話(もう直ぐ還暦)だけど。なんとなく時期が時期なんで彼岸花かと思ひ、wikipediaで調べたのでした。霊界みたいなもの、そこだけこの世とは思へない姿をしてゐる。いま頃になつてしまつたが、UPしよう。

2013-12-16

ミラーズは怖い

だいぶまへの映画らしいが、最近知つた。ボーン・コレクターだつたか、ヤギと男と男と壁とといふ映画だつたかの予告篇で「2」のはうを見て「1」を借りてきた。「2」は生憎貸出中だつたから。そもそも鏡は怖いものだ。同じものが映ると信じてるからね。夜中にトイレに起きたとき、トイレの手前にある洗面台の鏡が怖い。自分の後ろに誰か、或は何かが映つてゐたら、さう思ふと鏡を見ることができない。この監督はよほどの怖がりとみえる。怖がりが絶対に怖いと思ふツボを知つてゐる。主人公は24といふシリーズ(見たことはない)のキーファー・サザーランド。その妹がバスタブに入らうとして鏡を離れたとき、鏡の中の妹は動かない。さういふシーンが幾つもあつて、「シャイニング」の双子の女の子が現れる場面みたいに怖い。怖いのに、早く「2」が見たくなるんだからねえ。

2013-12-08

ポール・デルヴォー展のことを書いておかう

以前、ベン・シャーン展を見た北浦和の埼玉美術館で、ポール・デルヴォーを見て来た。(今年の3月中旬の話を今頃書いてゐるのだ。)
不断電車に乗らないから乗換が苦手で、ちやうどいい乗り継ぎの電車を見送つたり、 ホームを間違へたり、今回は北浦和の駅で反対側に出てしまふといふ失態。駅員に聞いてから構内を横切り、どうにか公園側へ出られた。
まへに来たときもさうだつたが、ここで昼飯を食ふつもりだつたので、同じ蕎麦屋へ。天たま蕎麦だつたと思ふが、忘れた。道を挟んでパン屋があつたので、サンドウィッチを買つた。公園の中で食べたかつたのだ。眺めのいい公園の中に美術館はある。
で、ポール・デルヴォー。シュールリアリズムの画家として名前は知つてゐた。 マグリットと同じくベルギーの人。 20世紀始めの絵描きはみんな 印象派から始まるんだね。大きな樹木の絵があつて、これがよかつた。キリコが好きだつたやうで、複数の遠近法が同居するパターンは継承してゐた。大きな作品が多くて、画集か何かで見たことのある作品も展示されてゐた。日本初公開を含む80作品。シュールリアリズムの画家の作品でこれだけの数を見たのは初めてだらう。
半地下みたいなところに常設展示があつて、まへに見たときと少し内容がかはつてゐた。吹き抜けのまはりに回廊があり、そこにも展示がある。こちらは現代作家のもの。これも入れ替はつてゐた。

2013-12-06

鬼平犯科帳「兇賊」を見た

テレビ・シリーズはTSUTAYAになくて、Family Bookでも扱つてゐなかつた。なので、劇場版を借りてきた。原作(犯科帳の五)を読んだばかりだつたし、始めのはうで、夜鷹とのやりとりはほぼ小説のとほり。二代目中村吉右衛門の鬼平も、なかなかにいい。八代目松本幸四郎(初代松本白鸚)が最初の鬼平で、それをテレビ・シリーズで見た覚えがある。探したい気もするが、一体いつ見るんだよ。
梶芽衣子がおまさの役なんだねえ。梶芽衣子になるまへの名前で出てゐた映画を見た覚えがあるんだけど、その話はまたいつか思ひ出したら。

2013-12-05

ロバート・パーマーのミュージックビデオのこと

昔、このミュージックビデオをテレビで見てカッコいいなあ、と思つたのは、ロバート・パーマーではなくて、バンドのフリをしてゐる女の子たちのはうで、キッカケは覚えてないが、とつぜん思ひ出したのだらうか。いづれにしても見たいと思つて見つけた。you tube(←リンクを貼つてるのでクリックしてください)で見つけたんだけど、iTunesにもあつて、つい購入してしまつた。やつばりカッコいい。
Addicted  To Loveといふタイトル。右端の女の子がいいねえ。キーボードの子と、その右の子も綺麗なんだけど、右端の子が一番だなあ。右から二人目の子も、始めはなんだかキツさうな顔にしか思へかなかつたのに、何度か繰り返して見てゐるちに、なかなかいいぞ、とも思ふやうになつた。
しかし、これ、ずゐぶんまへの映像なので、この子たち、今一体どうしてるんだらう、とも考へたりもする。