2015-04-30

子ども笑ひ声

さつき表でボール投げをしてる親子がゐて、男の子が嬉しさうに笑つてた。子どもの笑ひ声は、いい。嬉しくなる。泣き声は悲しい。

2015-04-28

遠藤賢司が聞きてえ

不滅の男が聞きてえ、聞きながら大声で歌ひてえ。

2015-04-27

子どもの泣き声

ゆふべベランダでタバコを吸つてたら、近所で子どもの泣き声が聞こえた。年齢はわからないが、まだ小学校へ上がるまへではないだらうか。叱られたのか、別の理由か、泣き方だけではわからないし、親の声らしいものは聞こえなかつた。
若い頃、父親になるまへだつたら、ただ五月蝿いと感じたものだ。けれども、いまは痛みを感じてしまふ。可哀想だといふのとも少し違ふ。泣いてゐる彼(或は彼女、それすらもわからない)の心を思ふと、痛い。

2015-04-14

名探偵コナンについて書いてしまはう

本についてのことは、もう一つのブログに書くのを原則にしてゐるけれども、内容そのものには余り関係のないことなので、こつちに書くことにする。日課にしてこのブログを読んでくれてゐる人のために、といふのもある。
名探偵コナンはテレビでも屢々見るし、映画がDVDになつたのも借りて見ることもある。青山剛昌の原作、小学館の少年サンデーコミックスも29巻まで持つてゐる。娘が小さい頃、興味を持ちさうだつたのでBook Offで購入し始めたのだつた。週刊も月刊も漫画雑誌を殆ど読まなくなつてゐるので、まだ連載が続いてゐるのかどうか気になつてwikipediaで調べてみたら、まだ連載中で、20年以上になるさうだ。序でに調べたら、コミックは85巻まで出てゐる。持つてる巻数が半端なのは、事件が解決したところまで、といふ区切りで買つてゐたからで、特に意味はない。29冊も買ふくらゐだから、好きで読んでるのだが、漫画とは言へ、ちよつと有り得ないトリックといふか解決があるので、それをちよつと書いてみよう。
先づ、第一話。まだ工藤新一は高校生で、コナンにはなつてゐない。毛利蘭(アニメとヘア・スタイルがずゐぶん違ふ)とトロピカルランドといふ遊園地で、ミステリー・コースターに乗り、殺人事件に出くはす。首を切られるといふ残酷な殺人。このブログを読んでる人は内容を知つてゐるといふ前提で書くが、友人Bが犯人なのだが、体操をやつてゐてバランス感覚が鍛えられてゐるから可能だと工藤新一は指摘するが、体操の種目の中に移動する器具などのうへで演技をするものがあるだらうか。鉄棒、段違ひ平行棒、鞍馬、平均台、床運動、と浮かべてみても、器具は固定されてゐる(床は当然動かない)。つまり手足や体重を預ける器具は動かない。唯一吊り輪が安定してゐないくらゐで、体操をやつてゐたとしても、このトリックは無理ぢやないか。ミステリー・コースターは時速何kmかしらないが、かなりのスピードで移動してゐる。ましてトンネルの中だ。P25に配置図があるが、Bは工藤新一のまへに乗つてゐて、被害者は工藤の後ろの席だ。この図を頭に入れてP30を見ると犯人は工藤の頭越しに被害者の首に真珠のネックレスで作つたピアノ線の輪をかけなくてはならない。酔つ払つて眠つてゐるワケでもない被害者の首に、だ。しかも、暗いトンネルの中で。
そのまへの頁、P29で工藤はフックのやうな器具を取り付けた物を取り出し、と説明するが、絵で見る限り、そんな大きなものをBはどこに隠してゐたのだらう。更にそのまへの頁で工藤が指差す犯人は小振りなショルダー・バッグを右肩に掛けてゐるだけだ。P17で工藤は偶然犯人と握手するが、そのときも所持してゐるのは同じバッグだけのやうだ。スカートの中には隠せない。なぜなら工藤はスカートがまくれたところを見てゐる(P17本人談)からだ。走るコースターの速度に耐えられる頑丈な作りでないといけない。重さも相当あるだらう。どこに隠し持つてゐたのか。
事件についてはこのくらゐにして、2人組の黒服の男に移る。P37の工藤に薬を飲ませる場面。細長いカップらしきもので水らしきものを飲ませてゐるが、この容器と水らしきものはどうしたのだらう。少し汚れてゐるやうにも見える。この2人、手荷物らしきものは持つてゐないのだよ。着衣に忍ばせてゐたのだらうか。薬のケースは持ち歩くといふこともあるだらう。どこで調達したのか。
次に、FILE4「6本目の煙突」の終りからFILE5「もう一人の犯人」にかけて、コナンが犯人にバットで殴られる場面がある。小学生だよ、こんなに7回(場面として重複してゐるかもしれないが)も殴られたら大人だつて死んでしまふだらう。まあ、この辺は漫画だから見逃しちやひますか?殴られても怪我をして入院することもない、超人的なハードボイルド探偵も小説には幾らでも登場するので。
ちよつと大人げない粗探しをしてしまひました。

2015-04-13

逆ぢやね

下の記事。
ハイドン(1732-1809オーストリア)がベートーベン(1770-1827オーストリア)に似てるといふ書き方をしてるけど、逆だよなあ。ハイドンのはうが年上なんだから、ハイドンに似てゐるといふべきだらう。
と言ひつつ、いまグリーグの抒情小曲集を聞いてるのだが、一部、志村和音さんのCDに収録されてゐるものと重複してゐるのがあつて、そのことに触れようとしたら、ちやうどいま流れ始めたのがそれで、Book4のop47-1ハリングといふ曲。オレが持つてるCDの演奏はEmil Gilels=エミール・ギレリス(1916-1985ロシア)、エミール・ジャイルズなんてwikipediaで検索して恥かしい限りだが(知らないのは恥ではないと思ふけれども)、普通のピアノ演奏だが、志村さんのはバグパイプみたいな音で一回聞いてすぐに気に入つてしまつたのだが、CDのデータにはスタインウェイのほかにハモンドオルガンと書いてあつたから、去年の暮れだが、秋だかに会ふ機会があつて尋ねたら、違つてた。それでまた吃驚したのに、なんだつたか忘れてしまつた、情けない。そもそも志村さんのCDでグリーグを聞いたことがきつかけでグリーグのCDを買つたといふのになあ。序でに書くと志村さんのはうが10秒ほど短い。

2015-04-11

ハイドンとベートーベン

いやあ、知らなかつた、学校で習つてたかもしれないが、すつかり忘れてた。ベートーベンつてハイドンの弟子だつたんだね。二三日まへから、たまたまハイドンのカセットを聞いてて、A面が交響曲101番「時計」、B面が104番「ロンドン」といふ組み合わせで、カラヤン指揮のベルリン・フィル。なんとなくベートーベンに似てないか、と思つてた。かう、モーツアルトみたいにコロコロしてないところが、ベートーベンの交響曲にこんな旋律なかつたかなあ、と。それで調べたら弟子だつた、と。それによるとハイドンは忙しくつて、直接ベートーベンに指導する機会はあまりなかつたやうだけど。

2015-04-06

マイク・オールドフィールドが見たい、ライブを聞きたい

PlatinumのNorth Starがフィリップ・グラスの曲だといふのを知つてからamazonで検索しても該当する曲が見つからなかつた。ところが、けふなにげにフィリップ・グラス、マイク・オールドフィールドと名前を続けてGoogleで検索したら、「D'sさんのブログ」といふのがヒットして、http://dscorp.exblog.jp/18380512/でフィリップ・グラスの原曲を聞くことができた(勝手にアドレス載せてもいいのでせうか、まあ、オレのブログは読む人少ないから迷惑がかがるやうなんことはないでせう)。原曲はテリー・ライリーのIn Cみたいに同じ旋律の反復だけが中心で、かう抑揚といふか、気分を高揚させるものを意図的に排除してる感じで単調なのだが、吃驚するね、マイク・オールドフィールドの曲は。序でにライブ画像なんかも幾つか連鎖的に見ることができて、ああ、マイク・オールドフィールドが見てえ!!と思つた。で、なんと1982年の初来日のとき、当時の最新アルバムだつたPlatinumの曲を中心に1日だけのコンサートだつたとwikipediaには書いてある。更に、Moonlight Shadowのマギー・ライリーも一緒に来たんだつてさ。それと、2012年のロンドン・オリンピック開会式で演奏したさうだが、ロンドン五輪の年は、いろいろあつて、記憶がないよ。