2016-11-16

結局、きのふもゆふがたからだるくなつて

夕飯も殆ど食べられず、痛み止めを飲んで寝て、寝汗かいて、といふ有様。まだ抗癌剤とジーラスタが体の中でせめぎ合ひをしてるといふことだ。いま、もうだるくなつてる。横になりたい。なんにもできない。QOLなんて夢のまた夢だ。
明後日から仕事へ行かなくちやなんないんだけどなあ。

2016-11-15

物体Xのこと

ずゐぶん古い話で、いまさらだけど。
「遊星からの物体X」といふ映画がある。1982年(日本も同年)公開の、原題The Thing。監督ジョン・カーペンター。主演カート・ラッセル。時代設定は1982年のこと。南極のアメリカ隊での出来事だ。得体の知れない生物で、始めて見たときは狂喜乱舞だね。なんて面白いんだ、と。
それから時は過ぎ、「遊星からの物体Xファースト・コンタクト(元はビギニング)」といふ映画できた。2011(日本2012)年公開で、やはり原題はThe Thing。監督マティス・ヴァン・ヘイニンゲンJr(オランダのCFディレクターで初監督作品ださうです)。時代設定は1982年で、ジョン・カーペンター作品と同じ。南極のノルウェー隊での話。得体は知れないがエイリアンで、グロテスク。CG頼り過ぎみたいな生物。上記映画のノルウェー隊の施設を再現してゐる、つまり前日譚といふワケだ。
で、この「遊星からの物体X」によく似た、「遊星よりの物体X」といふのがあるのは皆さんもご存知でせう。でもわさわざ見た人は余りゐないんぢやないかな。
1951(日本1952)年公開で、原題はまつたく同じThe Thing。但し、下に小さく「from another world!」と出てゐる。監督はクリスティアン・ナイビイ。ずつとなんでも監督してたハワード・ホークスの映画だと思ひ込んでゐたが、製作がハワード・ホークス。時代設定はよく解りませんが、恐らく当時、1950年代のつもりなんでせう。アラスカだか、北極だかが舞台のやうで、アメリカ軍基地での出来事、といふ設定かなあ。X=Thingは人間の形をしてゐるが植物と同じ組成をした生物で、ボリス・カーロフのフランケンシュタインみたいなのだ。
上の二つは同じ南極で時代も一緒の前後譚。片や北極。しかし、吐く息が白くないのはなぜだ?1951年の「遊星より」は暖房が効かなくなる、効かなくする?といふアクシデントがあつて息が白くなる場面がある。1982年の、ジョン・カーペンター作品は最後のシーンでのカート・ラッセルの吐く息は白い。2011年のは、白くないんだけど。見落としてるかなあ。さういふ些細なこと、小姑みたいなところはつつかり見てるんだけど。
これには原作があつて、ジョン・W・キャンベルの「影が行く」(1938年作)といふのだ。読んでみたい気もしたが、手に入るのだらうか。
(蛇足ながら、古い下書きを元にしてるせゐか、あんまり熱意が感じられませんね。)

突然の腹痛

9日。ドセタキセルの点滴が13:00頃に終り、帰つてからのことだ。
夕飯食べてから急に腹が痛くなつて、下痢も非道く、小一時間トイレで腰掛けてた。
なんだか気持ちも悪いやうな気がして、吐かう、さう思ひ、ズボンを上げ、便器に向かつて「オエ、」つてやつたら、その勢ひでミソパン作つちやふし、それでもまだ下痢は納まる風もなく、兎に角、腹が痛い。千切りたくなるほどだつた。
漸く納まり、パンツを手洗ひしてから洗濯物として出した。あんなに腹が痛かつたことはホントに何十年振りぢやないかな。
後で先生に聞いたら、点滴をした当日なので、恐らく別の理由でせう、とのことでした。
なんだらう。

琵琶湖撃ちの話

10月31日にCTスキャンと骨シンチを受けた。他臓器への転移を調べるためだ。数字のうへでPSAがやや上昇してゐる原因がたとへば骨への転移ではないか、その確認。
CTは前回、造影剤で体が温かくなつてから急にひどい吐き気が来て、どうにか検査終了まで辛抱した、といふ経緯がある。今回は問題なし。
7日にはMRIの検査を受けた。
以前もMRIの検査は受けてゐるが、頚部超音波といふ特定された部位だつたので、あんまりよく覚えてないけど、別の部屋で行はれたのだらう。始めて行つた検査室だつた。
検査室まへの待合で順番待ちしてると他の患者が受けてゐる検査中の技師の声が聞こえて「大きく息を吸つて、はい、止めてください」とレントゲンやバリューム検査みたいな指示がある。ところが、止めてからが長い。あれ、長いなあ、と思つて合図に合せて止めてみた。30秒以上だ。無理無理、オレは素潜りチャンピオンぢやない、ジャック・マイヨールぢやないんだ。ダメなら言はれるだらうけど、出来ないものは仕方あるまい。覚悟した。
部屋に入るとロボットにされるみたいにガチガチ装置を取り付けられる。看護師が耳栓をしようとしたら、男の技師が「要らない」と言ふ。結構音はうるさいけど、耳栓してたら、指示は聞こえないだらうね。
検査室の中ではずつとラップみたいな音が延々と鳴り続いてる。耳を澄ますと、どうも「ビワコウチ」と聞こえる。それを繰り返してる。「ビワコウチ、ビワコウチ」と。「ビワコ」は軈て「琵琶湖」になり、「ウチ」は「内」だつたが、「撃ち」になつた。
息止めは辛うじてクリア。
後日、11日の注射の日の受信で、それらの検査結果を総合すると、背骨の左側、腰の辺りに転移らしいもの、といふ指摘が検査技師からあつたらしいが、担当医は否定。転移はリンパ節のみ。

G-CSFとジーラスタ

G-CSFといふのは白血球の増殖を促す薬で注射薬。顆粒球コロニー形成刺激因子の略だ。
入院中に受けたのは最初はたぶんノイトロジン、次にグランシリンジ。グランシリンジの負担額は4,500円程度。
今度はジーラスタといふ薬になつたが、これは薬価が10万円以上するので、今回は3万以上負担した。
いまオレはドセタキセルといふ抗癌剤を3時間近く掛けて点滴で投与してるが、いまのところPSAは僅かに上昇してをり効果は認められない。30%程度の下降があれば効果あり、といふことらしいから(「名医が語る最新・最良の治療 前立腺がん」P157)。
もう一種類、同様の抗癌剤があり、カバジタキセルといふのだが、こつちは骨髄抑制が強く、担当医の話では亡くなつた人もゐるといふ。カバジタキセルの場合にはジーラスタを併用するさうだ。オレもこれ以上の骨髄抑制が出たら死んでしまふかもなあ。500/μl以下で感染要注意なのに200/μlまで下がつちやふからね。
ドセタキセルの副作用で挙げられてる手足の痺れや浮腫はない。

先づ、プリンターが壊れた話

hpの複合機でスキャナやコピーも簡単に出来たし、iPadからもプリント出来て重宝してたんだけど、ほぼ1年半で壊れた。使ひ捨ての時代ですかね、もう。純正のインク・カートリッジをモノクロとカラーを一本づつ買ふのと同じくらゐの値段で出回つてる。
いつも壊れるタイミングが悪くて、今回は娘の受験に関する資料をプリントしなくちやならいなときで往生した。結局USBに落として学校でプリントして貰ふといふ手間をかけた。
始めてキャノンのプリンターを買つた。Amazonで税込6,650円だつたと思ふ。メーカーのサイトから買ふよりAmazonのはうが安い機種もある。カートリッジ2本ぢや買へないけどね。まあ、1年持てばいいや。

ほぼ元通り

きのふはあれから横になつてしまひ、5時過ぎまで寝てゐた。1時間くらゐは眠つたらうか。
夕飯を食べ、風呂に入つてから寝たが、2時過ぎに体が痛くなり始めた。骨盤から膝にかけて痛みがあり、風邪つぽい症状が緩くなつてゐたから今回は骨の痛みはないのかな、と軽い期待をしてゐたが、甘かつた。担当医が配慮してくれた痛み止めを飲むことに。体が頑張つてるんだから我慢しなくちや、にも限界がある。それでも先月よりは軽かつたやうな気がするのは、やはり痛み止めの効果だらうね。先生に感謝。そして頑張つたオレ自身の体にありがたう。
それから眠つて目が覚めたら5時半くらゐだつたけど寝汗をかいてたから着替へてそのまま起きることにした。
これでほぼ元通りかなあ。マスクしてゐれば人中でも平気だらう。

2016-11-14

けふはだいぶ好い

飯食つて、ちよつと(10分〜15分)横になつたけど、いまはもう起きてゐられる。それは横になつたはうが楽だけど。だから、また横になつたりするかもしれない。
数字は検査しないと解らないが恢復してると思ふ。思ひたい。
買物とか、人の中へ出て行くのは明日以降だな。
17日に白血球の検査。その翌日から仕事が待つてる。仕事をしてると忘れてゐられる。
けふもう少し体力が戻つたら、記事を書かう。

相模原の事件つて、もうみんな忘れてるよなあ

この「みんな」には当然オレも含まれてる。非道い事件だつた。なのに、言はれないと思ひ出せない。オリンピックがあつたし、豊洲の盛り土の話があつた(入院中は毎日その話でウンザリした)し、アメリカ大統領選があつたし、……とは言へ、大事なことは忘れないやうにしないとな。

さすがにけふは大丈夫だらう

きのふ、なんとかブログの記事を作れると思つたが、やはり午後からは殆ど横になつてゐた。今朝は熱も35.9℃(気がつけば熱は計るし血圧も測るやうにしてる)と下がつたから。
体の中では大変な矛盾と戦つてゐるのだが、表面的には風邪を引いたやうな状態でだるく熱つぽい。動くのも億劫だが、体がなまると思ふから散歩には出掛けるけど、基本的に人混みは避けないといけないから、買物に出ることもない。テレビは下の居間にあつて、日中見ることはない。なので、横になつてるのがいい。
多少込み入つた思考すらできない、気力がない、さういふ状態。
さて、けふこそ、CTと骨シンチ、そしてMRIのこと、突然の腹痛、そしてジーラスタについて書くぞ。

2016-11-13

いまの状態

抗癌剤には骨髄抑制といふ副作用がある。ほかにも血小板の減少とか。
骨髄抑制で白血球が抑へられる。なのに白血球の増殖を促す注射をする。減りすぎると感染しやすくなるから。全く反対のことが体の中で起こつてゐるワケだ。これでPSAが下がらなければ、抗癌剤の効果がない、つてことだ。体が持たないよ。

畳がいいね

きのふは午前中に4km歩いて、午後はずつと横になつてゐた。天気が快かつたから掛布団や枕を干してたので何もないベッドにゴロンとなつてゐたワケだが、畳だつたら良いのになあ、と思つた。実家は畳の部屋が多いからどこでもゴロゴロできる。
けふも昼飯まへに歩いて来たばかりで、疲れてしまつた、ゴロゴロしたいなあ。

けふはだいぶ好い

骨の痛みもなく、だるさと熱つぽさがあるだけ。溜まつた記事を書くことにしよう。

2016-11-12

きのふの注射が効いて

朝、膝とか節々にだるさがあつて、8時過ぎまで起きられなかつた。体温も少し上がつてゐて、37℃〜37.5℃。風邪を引いたみたいになつてる。
抗癌剤の点滴の後で、一番苦しいのはいまの時期で、白血球を増やす薬を注射してからだ。だるさ、痛み、熱、味があんまり解らなくなる。2、3日のことなんだけど、辛い。
今回は前回よりも早い段階(点滴の2日後)でG-CSF薬を打つたのだが、兎に角オレの場合数値が下がりすぎることを心配してのやうだ。今回の薬は薬価が10万円といふ薬(ジーラスタ)で、負担額は35,000円くらゐ。命には変へられないけど。
続きは少し体調が戻つたら。薬のこととか、MRIのこととか、いろいろ。早く横になりたい。

2016-11-08

マリープ

先月末、実家へ行つたときのこと。有馬のはうにある、ベイシア渋川店へ買物に出掛けた。コーヒー用の粉末ミルクが終りさうだといふことを思ひ出し、売り場の棚のまへで母に「クリープだつけ、マリームだつけ」と聞いた。ウロ覚へだが、寸胴な容器の形状やロゴをプリントした紙の色などから、どつちかだらうと見当をつけたワケだ。それに対して母は「さうさう、マリープ」と答へたので思はず吹き出しさうになり、たまたま通りかかつた店員に気づかれないやうにするのが大変だつた。冗談が過ぎるよ、いくら耳が遠いからつて。